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【2026年】車中泊 冬 防寒グッズおすすめ10選|寒さ対策の決定版

冬の車中泊におすすめの防寒グッズを10商品紹介。窓・床の断熱、寝袋、電気毛布、湯たんぽの選び方、予算別の優先順位、安全な換気と結露対策まで初心者向けに解説します。

【2026年】車中泊 冬 防寒グッズおすすめ10選|寒さ対策の決定版
⏱ 約16分 ✍️ キャンプ沼編集部 𝕏 f B! L

冬の車中泊は、車内ならテントより暖かいと思って出かけても、朝方に床や窓から冷気が入り、想像以上に寒く感じることがあります。特に初めての場合、寝袋だけを買って「床からの冷えがつらい」「窓が結露でびしょびしょ」と後悔しがちです。

冬の防寒は、窓と床の断熱を先に整え、寝袋や電気毛布を組み合わせるのが基本です。この記事では、最低限必要な装備、電源の選び方、予算別の優先順位、結露・一酸化炭素中毒を防ぐ方法までまとめます。

先におすすめTOP3を挙げると、底冷え対策のFIELDOOR 車中泊マット 10cm厚、寝袋のColeman マルチレイヤースリーピングバッグ、電気毛布を使いやすくするJackery ポータブル電源 600 Plusです。価格と使い方が異なるため、車の大きさや最低気温に合わせて選んでください。

冬の車中泊に必要な防寒グッズの選び方

寒さの原因は窓・床・すき間の3つ

車内が冷える主な原因は、ガラス面からの放射冷却、床下からの底冷え、ドアやリアゲート周辺のすき間です。車内の空気を暖めても、窓や床が冷たいままだと体感温度は上がりません。

まず窓に断熱シェードを取り付け、次に床へ厚手のマットを敷きます。そのうえで寝袋や毛布を使うと、限られた電力でも効率よく暖かさを保てます。

防寒グッズの優先順位

予算が限られる場合は、次の順番でそろえると失敗しにくいです。

  1. 窓用サンシェードまたは断熱マット
  2. 厚さ5〜10cm程度の車中泊マット
  3. 最低気温に合う冬用寝袋
  4. 電気毛布とポータブル電源
  5. 湯たんぽ、カイロ、防寒ウェア

窓用シェードは車種専用品が最もすき間を減らしやすいですが、銀マットを窓の形に切って代用する方法もあります。床は薄いレジャーシートだけでは断熱力が足りず、段差も残りやすいため、できれば厚さ5cm以上を選びましょう。

使用温度は「快適温度」を見る

寝袋には快適使用温度や限界使用温度が表示されています。初心者は限界温度ではなく、予想最低気温より5〜10℃低い快適温度の寝袋を目安にしてください。

車中泊の環境 寝袋の快適温度の目安 追加したい防寒装備
秋口・最低気温5〜10℃ 0〜5℃前後 マット、毛布
初冬・最低気温0〜5℃ -5〜0℃前後 厚手マット、湯たんぽ
冬・最低気温-5〜0℃ -10〜-5℃前後 電気毛布、窓断熱
寒冷地・最低気温-10℃以下 -15℃以下を目安 高断熱マット、冬用寝袋、電源

メーカーや体格、衣類、寝床の断熱状態で体感は変わります。天気予報の最低気温だけで判断せず、標高や風、積雪の有無も確認してください。

電源の有無で選ぶ装備が変わる

電源サイトやポータブル電源を使えるなら、電気毛布は少ない消費電力で体を直接温めやすい便利な装備です。一方、電源がない場所では湯たんぽやカイロが現実的です。

電気毛布の消費電力は製品や設定で変わりますが、40〜60W程度を目安に考えます。8時間使うなら、単純計算で320〜480Whです。変換ロスもあるため、500Wh未満の電源では余裕が少なく、冬の一晩なら600Wh以上あると安心感が増します。

冬の車中泊に強い人気ブランド

Coleman(コールマン)

コールマンは、車中泊初心者が選びやすい価格と入手性の高さが魅力です。寝袋は封筒型のゆったりしたモデルが多く、マミー型の窮屈さが苦手な人にも向きます。家庭で扱いやすい仕様の製品もあり、車中泊だけでなく来客用の寝具として使える点も便利です。

代表モデルはマルチレイヤースリーピングバッグ、タスマンキャンピングマミー、アドベンチャースリーピングバッグです。価格帯は寝袋で8,000〜2万円程度が中心ですが、冬用の仕様や販売時期によって変動します。

FIELDOOR(フィールドア)

FIELDOORは、厚みのある車中泊マットやキャンプ用寝具を、比較的手に取りやすい価格で展開するブランドです。10cmクラスのマットは、シートの段差と床からの冷気を同時に対策できます。収納時の大きさはあるものの、車に積みっぱなしにできる人には使いやすい選択肢です。

代表モデルは車中泊マット10cm厚、枕付きコンパクトエアーベッドなど。マットの価格帯は7,000〜1万5,000円程度が目安です。商品ごとにサイズやバルブ仕様が異なるため、購入前に車幅を測りましょう。

NANGA(ナンガ)

NANGAは、冬用ダウンシュラフを本格的に選びたい人から支持される国内ブランドです。軽さと収納性を重視したモデルが多く、車から降りて徒歩移動する場面でも負担を抑えられます。ダウンは濡れに弱いため、車内の結露や飲み物のこぼれには注意が必要です。

代表モデルはオーロラライト 750DX、オーロラライト 600DX、ダウンバッグシリーズです。価格帯は4万〜8万円程度と幅があり、厳冬期向けほど高価になりやすい傾向です。

Jackery(ジャクリ)

Jackeryは、ポータブル電源を初めて導入する人にも分かりやすい操作性と、車中泊・防災の両方に使える汎用性が特徴です。電気毛布やスマートフォン、LED照明などをエンジン停止中に動かせます。容量が大きいほど安心ですが、本体重量と充電時間も増えます。

代表モデルはポータブル電源 600 Plus、1000 Plus、Explorer 300 Plusです。価格帯は3万〜15万円程度で、容量やセール時期による差が大きい商品ジャンルです。

mont-bell(モンベル)

mont-bellは、寝袋の温度帯や形状を細かく選びやすいブランドです。マミー型は体に沿いやすく、車内の限られた空間でも保温しやすいのが利点です。体格に合わないサイズを選ぶと窮屈に感じるため、身長や肩幅を確認して選びます。

代表モデルはシームレス バロウバッグ #0、シームレス バロウバッグ #1、ダウンハガーシリーズです。価格帯は2万〜6万円程度が目安です。

ブランド 特徴 価格帯の目安 こんな人向け
Coleman 使いやすい封筒型寝袋 8,000〜20,000円 初心者、ゆったり寝たい人
FIELDOOR 厚手マットの選択肢が豊富 7,000〜15,000円 底冷えと段差を対策したい人
NANGA 本格的な冬用ダウン寝袋 40,000〜80,000円 軽量性と保温性を重視する人
Jackery 車中泊と防災に使える電源 30,000〜150,000円 電気毛布を長時間使いたい人
mont-bell 温度帯を細かく選べる 20,000〜60,000円 気温に合わせて寝袋を選びたい人

冬の車中泊防寒グッズおすすめランキングTOP10

評価基準は、冬の保温性、車内での使いやすさ、電源の有無、収納性、価格のバランスです。寝袋だけでなく、底冷えを防ぐマットや電気毛布の電源も含めて、実際の車中泊で役立つ順に並べています。

第1位: FIELDOOR 車中泊マット 10cm厚

冬の車中泊で最初に改善したい「床の冷たさ」と「シートの段差」をまとめて対策できるマットです。厚さ10cmクラスのウレタンが体を床から離すため、寝袋を厚くするだけでは解決しにくい底冷えを抑えられます。自動膨張式で設営の手間が少ない一方、収納時は大きくなりやすい点が気になります。

  • 厚さ:約10cm
  • 価格帯:約10,120円前後
  • 使い方:車内の床全面または就寝部分に敷く
  • 注意点:購入前に収納サイズと車幅を確認

ソロなら1枚、ミニバンで2人以上なら連結できるサイズを選ぶと、隙間から冷気が入りにくくなります。寝袋を買う前にマットを整えると、同じ寝袋でも暖かさを感じやすくなります

こんな人におすすめです。床の冷気や段差で眠れない人、寝袋の買い替えより先に効果を出したい人に向いています。積載スペースが小さい軽自動車では、収納時の直径を必ず確認してください。

第2位: Coleman マルチレイヤースリーピングバッグ

3層のレイヤーを組み合わせて温度調整しやすい、封筒型の定番寝袋です。車内で布団のように広げて使えるため、寝返りを打ちやすく、体格が大きい人やマミー型が苦手な人にも合います。反対に、収納サイズが大きく、厳冬期に単体で使う場合は高性能な冬用マミー型ほどの余裕はありません。

  • 形状:ゆったりした封筒型
  • 価格帯:約25,956円前後
  • 使用時サイズ:約90×200cm
  • 収納時サイズ:約52×29×38cm
  • 重量:約4.9kg
  • 温度調整:レイヤーの組み合わせで対応

最低気温が0℃前後の車中泊なら、厚手マットと毛布を併用する入門用として使いやすい候補です。氷点下が続く地域では、電気毛布や湯たんぽを追加してください。

2万5,000円前後の予算で、寝袋を普段の布団のように使いたい人に適しています。ただし、コンパクトさを優先するソロの徒歩キャンプには向きません。

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第3位: Jackery ポータブル電源 600 Plus

電気毛布をエンジン停止中に使いたい人に有力なポータブル電源です。容量632Wh、定格出力800Wの仕様で、電気毛布だけでなくスマートフォンや照明にも給電できます。電気毛布を弱設定で使うなら一晩の電源として検討しやすい容量ですが、電気ケトルなど高出力家電を併用すると稼働時間は大きく短くなります。

  • 容量:約632Wh
  • 定格出力:約800W
  • 価格帯:約52,780円前後
  • 用途:電気毛布、照明、スマートフォンなど

消費電力50Wの電気毛布を8時間使うと、理論上は約400Whです。実際は変換ロスや低温環境の影響があるため、残量に余裕を持って使います。購入時は容量だけでなく、AC出力、充電方法、低温時の使用条件も確認しましょう。

車中泊以外に防災用電源としても活用したい人に向いています。価格を抑えたい人は、電気毛布を使わず寝袋と湯たんぽを中心にする方法もあります。

第4位: マルカ 湯たんぽA エース 2.5L 袋付

電源がなくても足元を直接温められる、金属製の湯たんぽです。お湯を用意する手間はありますが、ポータブル電源の残量を気にせず使えるため、電気毛布のバックアップにもなります。価格は3,080円前後が目安で、初めて買う防寒グッズとして導入しやすい商品です。

  • 容量:約2.5L
  • 価格帯:約3,080円前後
  • 付属品:専用湯たんぽカバー、替えパッキン
  • 注意点:低温やけど、水漏れ、やけどに注意

熱湯を入れたらキャップを確実に閉め、袋に入れて足元へ置きます。肌へ直接当て続けず、就寝中は体から少し離してください。給湯時は本体が安定した場所に置き、直火やIHで温める場合も取扱説明書に従ってください。

🏕 マルカ 湯たんぽA エース 2.5L 袋付

第5位: NANGA オーロラライト 750DX

寒冷地の車中泊で、軽量性と保温性を重視したい人向けのダウンシュラフです。マミー型で体に沿いやすく、封筒型よりもすき間が少ないため、寝袋内部の暖気を保ちやすい設計です。価格帯は5万〜6万円程度と高めですが、冬山やキャンプにも使い回せます。

  • 形状:体に沿うマミー型
  • 価格帯:約53,800円前後
  • 想定用途:氷点下を含む冬の就寝
  • 注意点:濡れや結露に注意

購入前にメーカー表示の快適温度と、自分が行く地域の最低気温を照らし合わせてください。車内でも、床の断熱が不足していれば性能を活かせません。

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第6位: mont-bell シームレス バロウバッグ #0

化繊綿を使った冬向けマミー型寝袋で、ダウンより濡れを気にしにくい点が魅力です。車中泊では結露が発生しやすいため、寝袋の扱いやすさを重視する人に向きます。収納サイズや重量はダウンより不利になりやすいものの、価格は3万〜5万円程度で本格的な冬用寝袋として検討しやすい範囲です。

最低気温が氷点下になる地域では、表示温度だけでなくマットの断熱力も確認してください。濡れたまま収納すると保温材が傷むため、帰宅後は広げて乾燥させます。

🏕 mont-bell シームレス バロウバッグ #0

第7位: more hot 暖暖あったか 4WAYシュラフ

寝袋、毛布、着る毛布、クッションとして使える4WAYタイプです。就寝時だけでなく、車内で食事をしたり、荷物を整理したりする時間にも使いやすいのが特徴です。価格帯は10,780円前後ですが、本格的な厳冬期用寝袋とは保温力が異なるため、厚手マットや毛布と組み合わせて使います。

予算を抑えて秋冬の車中泊を始めたい人、防災用の寝具も兼ねたい人に向きます。最低気温が氷点下になる場合は、これだけに頼らないでください。

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第8位: Therm-a-Rest NeoAir XTherm NXT

空気層を利用して高い断熱性を狙える、冬用の軽量マットです。車中泊専用マットより収納性を重視したい人や、車から降りてキャンプ・登山にも使いたい人に適しています。空気を入れる手間や、尖った物によるパンクのリスクはあります。

価格帯は4万〜5万円程度が目安です。車の段差を完全に埋める用途では、厚手の車中泊マットのほうが扱いやすい場合があります。冬の断熱性能を重視し、マットの手入れができる人向けです。

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第9位: アイリスオーヤマ 電気毛布

ポータブル電源や外部電源と組み合わせて、体の下や上から直接暖めるための選択肢です。車内全体を暖めるより消費電力を抑えやすく、寝袋の中を効率よく暖められます。価格帯は5,440円前後が目安です。

使用時は電源の定格出力と電気毛布の消費電力を確認し、コードをドアに強く挟まないようにします。低温やけどを避けるため、長時間の高温設定は避けてください。USB給電タイプは、5V・2Aの出力に対応する電源を用意します。

第10位: EcoFlow WAVE 3 ポータブルエアコン

就寝前に車内を短時間暖めたい人向けの、冷暖房対応ポータブルエアコンです。暖房性能を備え、夏は冷房にも使えるため、キャンピングカーや大きめの車で季節を通して活用できます。価格帯は7万5,000円前後と高く、本体サイズや消費電力も大きいため、一般的な軽自動車の車中泊では優先度が下がります。

就寝中に使う場合は、排熱や換気、電源容量などを必ず確認してください。車内を密閉して燃焼式暖房を使う商品ではありませんが、機器の説明書に従い、無理な設置をしないことが大切です。

🏕 EcoFlow WAVE 3 ポータブルエアコン

冬の車中泊防寒グッズランキング比較早見表

順位 商品名 特徴 目安価格帯
1位 FIELDOOR 車中泊マット 10cm厚 床の底冷えと段差を対策 10,120円前後
2位 Coleman マルチレイヤースリーピングバッグ ゆったり使える調整型寝袋 25,956円前後
3位 Jackery ポータブル電源 600 Plus 電気毛布を一晩使いやすい 52,780円前後
4位 マルカ 湯たんぽA エース 2.5L 袋付 電源不要で足元を保温 3,080円前後
5位 NANGA オーロラライト 750DX 厳冬期向けの本格寝袋 53,800円前後
6位 mont-bell シームレス バロウバッグ #0 濡れを気にしにくい化繊寝袋 30,000〜50,000円
7位 more hot 暖暖あったか 4WAYシュラフ 毛布や着る毛布にもなる 10,780円前後
8位 Therm-a-Rest NeoAir XTherm NXT 軽量な冬用高断熱マット 43,800円前後
9位 アイリスオーヤマ 電気毛布 直接体を暖めやすい 5,440円前後
10位 EcoFlow WAVE 3 ポータブルエアコン 就寝前の車内を暖める 74,980円前後

価格は販売店やセールによって変動します。購入時は販売ページで最新価格と在庫を確認してください。

1万円以内なら、湯たんぽと厚手の銀マット、毛布を組み合わせるのが現実的です。2万円前後なら、車中泊マットと封筒型寝袋を優先できます。5万円以上の予算がある場合は、冬用寝袋かポータブル電源のどちらを重視するか決めると選びやすくなります

冬の車中泊を快適にする使い方と組み合わせたいアイテム

窓は専用品、または銀マットで隙間なく覆う

窓用サンシェードは、ガラス面からの冷気と放射冷却を抑える基本装備です。車種専用品は形が合いやすく、取り付けも簡単です。低予算ならホームセンターの銀マットを窓に当て、新聞紙などで型紙を作って切り出します。

窓の下側やドアのすき間が開いていると、そこから冷気が入ります。吸盤の外れやすさも確認し、必要ならタオルで隙間を補います。フロントガラスには厚手のシェードを使い、外側からの冷気を減らしてください。

床は厚手マットと銀マットを重ねる

床の断熱は、厚手のマット単体でも効果があります。より寒い地域では、床に銀マットや断熱シートを敷き、その上に車中泊マットを重ねると、冷気の通り道を減らせます。

ただし、マットを重ねすぎると天井が低くなり、寝返りや乗り降りがしにくくなります。軽自動車なら厚さ5〜8cm、ミニバンなら8〜10cm程度をひとつの目安にしてください。シートの段差が大きい車は、段差をタオルやクッションで先に埋めます。

電気毛布は寝袋の中で弱く使う

電気毛布は車内全体を暖めるものではなく、体に近い場所を保温する道具です。マットの上に敷く、または寝袋の上から掛ける使い方が一般的です。熱がこもりやすいため、設定は低温から始めてください。

ポータブル電源は、容量Whを消費電力Wで割ると理論上の使用時間を計算できます。たとえば600Whの電源で50Wの毛布を使う場合、単純計算は12時間ですが、実際は変換ロスがあります。スマートフォンや照明の分も残し、就寝前に残量を確認しましょう。

防寒着は「厚着」より重ね着

就寝時に分厚いアウターを着たまま寝袋へ入ると、寝袋の中綿がつぶれて空気の層が減ることがあります。吸湿発熱系のインナー、フリース、ダウンベストなどを重ね、締め付けの少ない服装にします。

首、手首、足首を冷やさないことも重要です。厚手の靴下やニット帽を使い、汗をかいたら乾いた衣類へ交換します。濡れた衣服は体温を奪うため、寝具の中へ持ち込まないでください。

電源不要の小物も用意する

ポータブル電源があっても、寒冷地ではバッテリーの性能低下が起こる場合があります。湯たんぽや使い捨てカイロを予備にしておくと、電源トラブルに対応できます。

  • 湯たんぽ:足元や腰を局所的に温める
  • カイロ:貼る場所を選び、低温やけどに注意する
  • 厚手のブランケット:寝袋の上掛けや窓の隙間に使う
  • 保温ボトル:夜間にお湯を使いやすい

湯たんぽは専用袋に入れ、肌へ直接当て続けないことが基本です。カイロも就寝中の長時間使用は避け、説明書の注意事項を守ってください。

装備は一度に全部そろえる必要はありません。まずマットと窓断熱を整え、実際の気温で不足した部分を寝袋、電気毛布、湯たんぽの順に補うと、無駄な買い物を減らせます。

冬の車中泊でよくある失敗と回避策

寝袋だけで暖まろうとする

寝袋は体の周囲の空気を保温する道具です。床からの冷気を完全には止められないため、薄いマットの上で使うと背中側が冷えます。寝袋の性能を上げる前に、床の断熱を確認するのが失敗回避の近道です。

限界使用温度を快適温度だと思う

限界温度は、誰もが快適に眠れる温度ではありません。体格、服装、疲労、風の有無でも体感が変わります。表示温度に余裕を持ち、予想最低気温より低い快適温度の寝袋を選びましょう。

エンジンをかけっぱなしにする

一酸化炭素中毒の危険があるため、車内で寝るときにエンジンをかけたまま暖房を使うのは避けてください。積雪でマフラーが埋まると、排気ガスが車内へ入り込む危険が高まります。アイドリング禁止の駐車場もあります。

暖房は就寝前に短時間使い、寝るときはエンジンを切ります。どうしても寒さが厳しい場合は、無理に泊まらず、宿泊施設や営業中の施設へ移動する判断も必要です。

換気をしないまま密閉する

冬の車中泊では、人の呼気や調理の水蒸気によって結露が発生します。窓を完全に閉じると、朝にはガラスや天井が濡れ、寝具まで湿ることがあります。

  • 調理は車外で行う
  • 就寝前に窓を数cm開ける
  • 吸水タオルを用意する
  • 朝は寝具とシェードを乾かす
  • 燃焼式ヒーターを車内で使わない

窓を開けると寒くなりますが、安全を優先してください。特に火を使う器具や燃焼式暖房は、一酸化炭素を発生させる可能性があります。車内での火気使用は原則避け、換気だけに頼らず燃焼器具を持ち込まないことが大切です。

雪道の準備を忘れる

積雪地域では、防寒グッズ以外にも脱出用の装備が必要です。雪が降る予報なら、スタッドレスタイヤやチェーン、スコップ、手袋、ライトを準備します。車内に閉じ込められた場合に備え、飲料水、非常食、モバイルバッテリーも用意してください。

雪の中で車を動かすときは、マフラー周辺の雪を除去します。排気口が埋まった状態でエンジンをかけるのは危険です。天候が急変したら、予定を中止する勇気も防寒対策の一部です。

まとめ

  • 冬の車中泊は窓と床の断熱が最優先。窓用シェードと厚さ5〜10cmのマットをそろえる
  • 寝袋は限界温度ではなく、予想最低気温より5〜10℃低い快適温度を目安に選ぶ
  • 電気毛布を使うなら、消費電力とポータブル電源の容量を確認する
  • 電源がない場合は、湯たんぽやカイロを安全に使い、厚着と毛布を組み合わせる
  • エンジンのかけっぱなしや車内の火気使用は避け、換気・結露・積雪にも備える

まずは車の窓と床のサイズを測り、予算に応じて「断熱マット」「寝袋」「電源」のどこから整えるか決めてください。

よくある質問

Q. 冬の車中泊で一番効果のある防寒グッズは?
A.

最初にそろえたいのは、窓用サンシェードと厚手の車中泊マットです。窓と床からの冷気を抑えたうえで、冬用寝袋や電気毛布を組み合わせると、効率よく暖かさを保てます。

Q. 車中泊では寝袋と電気毛布のどちらを先に買うべきですか?
A.

電源がない場所でも使えるため、基本は寝袋を先に選びます。ただし、すでに冬用寝袋と厚手マットがあるなら、電気毛布とポータブル電源を追加すると快適性を高められます。

Q. 冬の車中泊に必要な寝袋の最低使用温度は?
A.

予想最低気温より5〜10℃低い快適使用温度を目安にしてください。限界使用温度ではなく快適温度を見ることが重要です。氷点下なら、厚手マットや湯たんぽも併用します。

Q. 車中泊の窓の冷気対策はサンシェードと銀マットのどちらがよいですか?
A.

使いやすさと隙間の少なさでは車種専用サンシェードが有利です。予算を抑えるなら銀マットを窓の型に合わせて切る方法もあります。どちらも窓全体を覆うことが大切です。

Q. ポータブル電源で電気毛布を一晩使えますか?
A.

消費電力と電源容量によります。50Wの電気毛布を8時間使うと理論上約400Whを消費するため、変換ロスを考えると600Wh前後以上の電源が比較的使いやすい目安です。

Q. 冬の車中泊でエンジンをかけっぱなしにして暖房を使っても大丈夫ですか?
A.

避けてください。積雪でマフラーが埋まると排気ガスが車内へ入り、一酸化炭素中毒になる危険があります。就寝前に暖房を使ったらエンジンを切り、安全な防寒装備で眠りましょう。

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