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サーマレストのマットを比較|用途別の選び方とおすすめモデル

サーマレストのマット比較で迷う人向けに、Zライトソル、トレイルスカウト、ネオエアー Xサーモ NXTを比較。R値・重量・サイズ・価格と、登山やキャンプでの選び方を解説します。

サーマレストのマット比較|用途別の選び方とおすすめ3モデル
⏱ 約17分 ✍️ キャンプ沼編集部 𝕏 f B! L

サーマレストのマットを選びたいけれど、Zライトソル、トレイルスカウト、ネオエアーのどれが自分に合うのか迷っていませんか。軽さや価格だけで決めると、寝心地や寒さ、収納のしやすさで後悔することがあります。

結論からいうと、手軽さと耐久性を重視するならZライトソル、厚みと扱いやすさのバランスならトレイルスカウト、寒い時期の登山ならネオエアー Xサーモ NXTが候補です。この記事では方式やR値の違いを比較し、使用シーンに合わせた選び方を解説します。

サーマレストのマット比較|まずは3モデルの違いを確認

迷ったら「寝る場所」と「最低気温」から選ぶ

サーマレストのマットは、同じブランドでも構造によって使い勝手が大きく異なります。テント場まで背負って歩くのか、車でキャンプ場へ行くのか。春や秋の冷え込みにも使うのか。まずはこの2点を決めると候補を絞りやすくなります。

登山では重量と収納サイズが荷物の負担に直結します。一方、車で行くキャンプなら、多少かさばっても厚みや寝心地を優先しやすいでしょう。さらに、地面からの冷えは気温だけでは判断できません。地面が湿っている場所や、標高の高いテント場では、平地の予報より冷えることがあります。

主要モデルの比較表

モデル 方式 R値 重量の目安 厚さ・サイズの目安 価格の目安
Zライトソル レギュラー クローズドセルフォーム 2.0 約410g 厚さ約2cm、約51×183cm 約11,550円
トレイルスカウト レギュラー 自動膨張式 3.1 約680g 厚さ約2.5cm、約51×183cm 約14,300円
ネオエアー Xサーモ NXT レギュラーワイド エアー式 7.3 約550g 厚さ約7.6cm、約64×183cm 約38,900円

価格は販売店や時期によって変動します。重量やサイズは掲載モデルの目安です。購入時はサイズ表記も確認してください。ネオエアー Xサーモ NXTは、ここではレギュラーワイドサイズの仕様を掲載しています。

表の数字だけで決めない

軽さだけを見るとZライトソルは約410g、ネオエアー Xサーモ NXTは約550gです。重量差だけでなく、使い方も異なります。Zライトソルは広げるだけで使える反面、バックパックの外側に取り付けることが多く、収納時のかさばりが難点。ネオエアーは収納性と断熱性に優れますが、空気を入れる手間があり、穴あきへの備えも必要です。

トレイルスカウトは、フォームマットの手軽さとエアーマットの厚みの中間を狙う選択肢です。軽さやコンパクトさを最優先にする人には重く感じるかもしれませんが、設営の手間を抑えて寝心地も確保したい人には検討しやすいモデルです。

製品名に迷ったら、重量・R値・価格だけでなく、設営と撤収の作業まで含めて比べましょう。

サーマレストのマットは3方式|フォーム・エアー・自動膨張式

クローズドセルフォームはすぐ使えて壊れにくい

Zライトソルのようなクローズドセルフォームマットは、蛇腹状に折りたたまれたマットを広げるだけで準備できます。空気を入れる必要がなく、穴があいて使えなくなる心配もありません。雨の中で設営を急ぐときや、登山で到着後すぐ休みたいときにも扱いやすい方式です。

デメリットは、厚みと収納性です。約2cmの厚さでは、硬い地面や横向き寝で腰・肩に負担を感じることがあります。また、折りたたみ式のためバックパック内に収まりにくく、外付けする人も少なくありません。荷物をぶつけたり、枝に引っかけたりしないよう取り付け方を工夫しましょう。

エアー式は軽量・コンパクトと厚みを両立

ネオエアー Xサーモ NXTのようなエアー式は、空気を入れて使用するタイプです。使用後は空気を抜いて収納できるため、フォームマットに比べて小さくまとめやすいのが魅力。断熱材を組み合わせたモデルは、高いR値を確保しながら軽量に持ち運べるため、寒い季節の登山でも候補になります。

ただし、地面の小石や枝、鋭利な道具で穴があく可能性があります。テント内の石や枝を取り除き、必要に応じてリペアキットを携行してください。膨らませる時間も必要です。口で直接膨らませると内部に湿気が入ることがあるため、付属品やメーカーの指定方法を確認して使います。

自動膨張式はフォームの安心感とクッション性の中間

トレイルスカウトのような自動膨張式は、内部フォームの復元力で空気を取り込みます。バルブを開けるだけである程度ふくらみますが、好みの張りまで仕上げるには追加で空気を入れることがあります。「自動で完全に膨らむ」と思い込まず、設営時に調整する時間を見込んでおきましょう。

フォームマットより厚く感じやすく、エアー式ほど空気量の調整に神経質にならず使えるのが特徴です。その一方で、折りたたみ式より重量と収納サイズが増え、撤収時には空気を抜いて巻く必要があります。荷物を車に積めるキャンプや、寝心地を上げたい初心者に向いています。

方式 設営の手軽さ 収納のしやすさ 主な注意点
クローズドセル 広げるだけ かさばりやすい 厚みが限られる
エアー式 空気入れが必要 コンパクトにしやすい パンク対策が必要
自動膨張式 開栓後に調整 中程度 空気抜きと巻き取りが必要

徒歩の登山では収納性、車移動のキャンプでは寝心地を重視するなど、移動方法に合わせて方式を選ぶのが現実的です。

R値の目安|サーマレストのマットは何度まで使える?

R値はマットの断熱性を比べる数字

R値は、マットが地面から伝わる冷えをどれだけ抑えるかを比較する指標です。一般に数値が高いほど断熱性が高くなります。ただし、R値は「この製品なら何℃まで快適」と保証する温度表示ではありません。寝袋の保温力、服装、体質、地面の状態、風などでも体感は変わります。

サーマレストの比較では、ZライトソルはR値2.0、トレイルスカウトは3.1、ネオエアー Xサーモ NXTは7.3が目安です。春から秋の低地キャンプと、雪上での冬季テント泊では必要な断熱性が大きく異なります。製品のR値だけで季節を決めず、行く場所の最低気温と地面の冷たさを考慮してください。

季節ごとのざっくりした目安

使用環境の目安 R値の目安 選ぶときの考え方
暖かい時期の低地 2前後〜 夏中心なら軽さ・扱いやすさも重視
春・秋の冷え込み 3〜4程度 夜間の気温が下がる場所は余裕を持たせる
寒い時期・雪上 5以上を検討 寝袋や服装と合わせて断熱性を確保

これは計画を立てるための目安で、快適温度を断定するものではありません。冷えに弱い人、標高の高い場所で泊まる人、地面が凍る環境では、一段高いR値を選ぶほうが安心です。暖かい時期でも、標高が高いキャンプ場では夜に予想以上に冷えることがあります。

ZライトソルのR値2.0は春・秋や冬に使える?

Zライトソルは、暖かい季節のキャンプや登山、冷え込みの厳しくない環境での使用に向いたマットです。春・秋でも、最低気温が高く地面の冷えが少ない条件なら使える場合があります。しかし、夜間に気温が大きく下がる場所や、冬の雪上で単体使用するには断熱性が足りない可能性があります。

「春・秋」という季節名だけでは判断できません。たとえば、平地の初秋と標高の高い山の初秋では夜の環境が異なります。天気予報の最低気温に加え、標高、地面の状態、寝袋の対応温度を確認しましょう。寒さが不安なら、R値の高いマットを選ぶか、フォームマットを別のマットと重ねて使う方法があります。

マットを2枚重ねると断熱性は上がる

異なるマットを重ねると、断熱性を高められる場合があります。フォームマットを下に敷けば、上側のエアーマットを地面の突起から守り、万一の空気漏れ時にも下敷きとして使えます。複数枚のR値は単純に足し合わせられるとされますが、実際の体感は接地状態や製品の組み合わせで変わります。

重ね使いは厚みが増し、寝返りでマットがずれることもあります。テント内に2枚を敷けるか、寝袋がずり落ちないか、収納と重量が許容できるかを事前に試してください。R値2.0のZライトソルを冬用マットの代わりにするのではなく、補助として活用する考え方が安全です。

サイズ・重量・収納性の比較|登山とキャンプで選び分ける

レギュラーサイズが合うか身長と寝相で確認

Zライトソルとトレイルスカウトのレギュラーサイズは、幅約51cm、長さ約183cmが目安です。ネオエアー Xサーモ NXTは、ここで比較するレギュラーワイドサイズが幅約64cm、長さ約183cmです。身長だけでなく、肩幅や寝返りの多さも大切です。仰向けでまっすぐ眠る人なら標準幅で足りても、横向きで腕を前に出す人は、幅が狭いと肘がマットから落ちやすくなります。

購入前に確認したいのは、マットの実寸とテント内の有効寸法です。テントの壁が傾斜していると、カタログ上の床幅いっぱいにマットを敷けないことがあります。2人分を並べる場合は、マット同士が干渉しないかも見ておきましょう。身長が183cmに近い人は、寝袋を着た状態で足がはみ出さないか特に確認してください。

重さは「本体」だけでなく使う道具も含めて考える

掲載モデルの重量は、Zライトソルが約410g、ネオエアー Xサーモ NXT レギュラーワイドが約550g、トレイルスカウトが約680gです。登山では数百グラムの差が積み重なるため、マットの重量は重要な比較軸になります。ただし、エアー式は収納用の道具やリペアキットを加えて考える必要があります。

フォームマットは数字上の重量が軽くても、バックパックの外に付けることで枝に引っかかったり、雨にさらされたりすることがあります。エアー式はザックの中に収まりやすい一方、穴があいた場合の修理手段を持つ必要があります。重量だけでなく、どこに収納するか、歩行中に邪魔にならないかまで想像してください。

収納サイズの違いはパッキングに表れる

Zライトソルは折りたたんでも厚みが残り、バックパックの外付けが中心になります。テント設営時にすぐ広げられるのは便利ですが、荷物の外側に取り付けるスペースが必要です。電車やバスで移動するキャンプでは、長さのある荷物を持ち運びにくい場合もあります。

エアー式は空気を抜くとコンパクトにまとめられ、ザック内に収納しやすいのが利点です。ネオエアー Xサーモ NXT レギュラーワイドの収納サイズは約28×13cmが目安です。ただし、現地で膨らませる作業と撤収時の空気抜きが加わります。自動膨張式は両者の中間ですが、フォームを含むぶん、エアー式ほど小さくならないことがあります。購入前に収納時の寸法を確認し、手持ちのザックや車の荷室に収まるか試すと失敗を減らせます。

利用シーン 重視したいポイント 選び方の方向性
徒歩・登山 重量、収納、断熱性 ルートの最低気温に必要なR値を確保
車キャンプ 寝心地、準備の簡単さ 重量より厚さや設営の手間を優先
初めてのテント泊 扱いやすさ、失敗時の安心感 空気入れや修理の手間も含めて比較

寝心地は厚みだけでなく寝る姿勢で変わる

フォームマットは地面の硬さを感じやすく、横向き寝の人は肩や腰が気になることがあります。自動膨張式とエアー式は、空気の層がクッションになり、地面の凹凸を受けにくくなります。ただし、厚いマットでも空気を入れすぎると体が安定しにくく、逆に少なすぎると底付きしやすくなります。

自宅での寝心地だけでは判断しにくいため、可能なら店頭展示やレンタルで試し、普段の寝姿勢に近い姿勢で確認しましょう。キャンプ場では、寝袋の中で膝を立てたり寝返りを打ったりする動きも重要です。快適さを優先するなら、重量や価格との折り合いをつけつつ、使用場所に必要なR値も確保してください。

サーマレストのおすすめマット3モデル|用途別に選ぶ

手軽さと耐久性を重視するならZライトソル

サーマレスト Zライトソル レギュラーは、広げるだけで使える折りたたみ式フォームマットです。約410g、R値2.0、約51×183cmが目安で、空気入れやパンクの心配を避けたい人に向いています。価格は約11,550円が目安です。

一方、厚さは約2cmなので、硬い地面や横向き寝ではクッション不足を感じることがあります。登山の入門用、暖かい季節のソロキャンプ、エアーマットの下に敷く補助マットとして検討しやすいモデルです。収納時のかさばりが気になる人には向きにくいでしょう。

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寝心地と設営の簡単さを両立したいならトレイルスカウト

サーマレスト トレイルスカウト レギュラーは、バルブを開くとフォームが空気を取り込む自動膨張式です。R値は3.1、重量は約680g、厚さは約2.5cmが目安で、価格は約14,300円。フォームマットでは薄く感じる人や、設営時の空気注入をなるべく簡単にしたいキャンパーに向きます。

開くだけで好みの張りに仕上がるわけではないため、必要に応じて空気を足し、撤収時にはしっかり空気を抜いて巻きます。Zライトソルより重量と収納サイズが増えるので、荷物の軽さを最優先する登山より、車で行くキャンプやテント泊初心者の候補として選びやすい製品です。

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「初めての1枚で、寝心地と扱いやすさのどちらも妥協したくない」という人は、方式の違いを実際に触って比べると選びやすくなります。キャンプの回数や移動手段を考え、使用後の空気抜きまで無理なく続けられるかも確認しましょう。

冬季登山や寒冷地のテント泊ならネオエアー Xサーモ NXT

サーマレスト ネオエアー Xサーモ NXT レギュラーワイドは、寒い環境での使用を想定したエアー式マットです。R値7.3、重量約550g、約64×183cm、厚さ約7.6cmが目安で、価格は約38,900円。荷物を小さくまとめながら断熱性を重視したい冬季登山者や、冷え込みが厳しい場所で泊まる人に適しています。

価格は3モデルの中でも高く、空気を入れる手間や穴あきへの備えが必要です。夏の低地キャンプが中心なら、性能を持て余す可能性があります。冬のテント泊を計画している人は、寝袋の保温力、服装、テント内の環境も合わせて見直してください。

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価格と性能の選び分け

優先したいこと 候補 価格の目安 購入前に確認する点
予算を抑えて簡単に使う Zライトソル 約11,550円 厚さと収納時のかさばり
寝心地と手軽さのバランス トレイルスカウト 約14,300円 重量と撤収時の空気抜き
寒冷地の断熱性と携行性 ネオエアー Xサーモ NXT レギュラーワイド 約38,900円 価格、空気注入、修理備え

価格や在庫は販売店・時期で変わります。予算1万円前後ならZライトソルを軸に、1万円台半ばまで出せて厚みも欲しいならトレイルスカウトを比較。冬季のテント泊を本格的に行うなら、ネオエアー Xサーモ NXTのR値と重量が用途に合うか検討しましょう。

必要な季節の断熱性を満たしたうえで、価格と寝心地を比べるのが失敗しにくい順番です。

用途別の選び方|登山・ソロキャンプ・車中泊

登山ではルートと荷物の持ち方で考える

登山では、軽さだけでなく収納方法も大切です。ザックの中に荷物をまとめたい人は、収納しやすいエアー式が便利な場合があります。反対に、設営の単純さや壊れにくさを優先するなら、Zライトソルのようなフォームマットが候補です。ザックの外に取り付ける場合は、歩行中に揺れたり、枝に引っかかったりしないよう固定を確認します。

暖かい時期の低山であれば、Zライトソルの軽さと手軽さが活きます。ただし、山の夜は季節の境目でも冷え込むことがあります。春・秋の高所や冬季登山では、必要なR値を先に決めてください。寒さを我慢して軽量化するのではなく、寝袋や服装と合わせて安全な装備にすることが重要です。

ソロキャンプでは準備と撤収の好みも選択基準

ソロキャンプで設営を短時間で済ませたい人には、広げるだけのZライトソルが扱いやすいでしょう。荷物を車に積めて寝心地を重視したい人には、トレイルスカウトも選択肢になります。寝返りが多い人や横向き寝の人は、製品の幅や厚さだけでなく、自分がマットからはみ出さずに眠れるかを確認してください。

撤収の段取りも意外と差が出ます。フォームマットは折りたたむだけですが、エアー式や自動膨張式は、空気を抜いて巻く時間が必要です。朝に雨が降っていると、濡れたマットをどう乾かすかも考えなければなりません。準備・撤収を簡単にしたい人は、性能だけでなく片付けの手間を選択基準に入れましょう。

車中泊は床の凹凸と幅を優先する

車中泊では、車の床面の段差やシートの継ぎ目が寝心地を左右します。マットが薄いと凹凸を拾いやすいため、まず寝る場所の長さと幅を測り、段差がどこにあるか確認してください。Zライトソルとトレイルスカウトのレギュラーは約51×183cm、ネオエアー Xサーモ NXTのレギュラーワイドは約64×183cmが目安ですが、車内で使える寸法や形状に合うとは限りません。

車中泊での段差が大きい場合、マット1枚だけでは快適にならないことがあります。タオルや専用の段差対策を含め、車内の床をどう平らにするかを先に考えましょう。エアー式は収納しやすい一方、膨らませる作業が必要です。繰り返し使う人は、車内での準備と撤収が負担にならないかも確認してください。

家族で使う場合は人数分の幅と合計重量を確認

家族でマットを並べる場合、1人分の幅だけではなく、マットを敷いた状態でテント内に余白が残るかを確認します。3〜4人家族なら、テントの床面寸法とマットの配置を紙に書くと、荷物置き場を含めたイメージがしやすくなります。幅約51cmのマットを複数枚並べる場合、実際の有効床幅が足りるかを計算してください。幅の広いモデルを選ぶ場合は、そのぶん必要な床幅も増えます。

人数分のマットを買うと、合計重量や価格も増えます。ソロ登山のような軽量性が必要な場面と異なり、車移動のファミリーキャンプでは、家族全員が眠りやすいことを優先しやすいでしょう。まず大人が試し、寝心地や設営の手間を確認してから必要枚数をそろえる方法もあります。

よくある失敗と注意点|使い方・メンテナンスも確認

R値だけで「何℃まで使える」と決めない

R値は断熱性の比較に役立ちますが、マット単体の使用可能温度を示す数字ではありません。寝袋の保温性や衣類、地面の湿り気、風、体質が組み合わさって体感温度が変わります。商品説明のR値を見て安心しきらず、泊まる場所の最低気温と標高を調べてください。

特に春・秋は、昼間が暖かくても夜に急に冷えることがあります。初めて行く場所で冷え込みが心配なら、寝袋の温度域にも余裕を持たせ、必要に応じて重ね使いを検討します。寒さを感じたまま夜を過ごすと睡眠不足につながるため、軽さだけで装備を決めないことが大切です。

Zライトソルの銀色の面は上向きに使う

Zライトソルの銀色の面は、基本的に体側に向けて使います。反射面を体側にすることで、体から出る熱を反射する設計を活かせます。地面との接触や使い方による違いもあるため、現行モデルに付属する説明書があれば、その指示を優先してください。

設営前には地面の小石や枝を取り除き、マットを平らに敷きます。フォームマットはパンクしにくいものの、鋭利な物が刺さったり、折り目に強い力がかかったりすれば傷むことがあります。銀色の面を下にして敷いていた、という勘違いを避けるため、購入後に向きを確認しておきましょう。

エアーマットは空気を入れすぎず、修理道具を備える

エアー式マットは、パンパンに張れば快適になるとは限りません。張りすぎると体が安定しにくく、寝返りで違和感が出ることがあります。少し空気を抜き、自分の体重をかけたときに底付きしない範囲で調整してください。テント設営場所に石や枝が残っていないかも確認します。

また、使用中の穴あきに備えて、対応する補修用品を準備しましょう。修理方法や保管方法はモデルによって異なるため、製品の説明に従います。使用後は濡れや汚れを拭き、十分に乾燥させてから保管してください。長期間、強く圧縮したままにすると素材や内部フォームに負担をかけることがあるため、保管方法も確認します。

自動膨張式は現地で膨らみ具合を調整する

自動膨張式はバルブを開けると空気を取り込みますが、気温や保管状態によって膨らみ方が異なることがあります。設営してすぐ寝るのではなく、少し時間を置いて状態を確認し、必要なら空気を足してください。撤収時は空気を一度に抜ききれないことがあるため、巻き直しを見込んで余裕を持ちます。

初めて使う日は、キャンプ場に着いてから操作方法を調べるのではなく、自宅で一度広げてみるのがおすすめです。バルブの扱い、空気の足し方、収納袋への入れ方が分かっていれば、暗い時間帯や雨の中でも落ち着いて準備できます。

サイズ選びは身長だけでなくテントとの相性も見る

長さが足りないと頭や足が地面に触れ、冷えやすくなります。幅が狭いと寝返りで肩や腕が落ちることもあります。レギュラーサイズが自分に合うかを、身長、寝姿勢、寝袋の形と合わせて確認しましょう。テントの床幅も、壁面の傾斜を差し引いた有効寸法で考える必要があります。ネオエアー Xサーモ NXTのレギュラーワイドは幅約64cmのため、標準幅のマットより広い床面が必要です。

マットを2枚並べる場合は、カタログ寸法を単純に足した幅だけで判断しないでください。テントの角や壁の立ち上がりで、端の部分が狭くなる場合があります。自宅でマットを並べるか、寸法を紙に書いておくと、購入後に「思ったより敷けない」という失敗を避けやすくなります。

まとめ|サーマレストのマットは用途とR値で選ぶ

サーマレストのマットは、製品ごとの優劣よりも、使う場所と優先したいことの相性で選ぶのがポイントです。暖かい時期の登山や手軽さ重視ならZライトソル、厚みと簡単な設営のバランスならトレイルスカウト、冬季の寒冷な環境ならネオエアー Xサーモ NXTが候補になります。

  • 手軽さ・パンクしにくさを重視するならZライトソル。ただし収納時にかさばり、厚みは約2cmです。
  • 寝心地と準備の簡単さを両立したいならトレイルスカウト。重量約680gと、空気抜きの手間も確認しましょう。
  • 寒冷地で断熱性と収納性を求めるならネオエアー Xサーモ NXT レギュラーワイド。R値7.3の一方、価格とパンク対策が必要です。
  • R値は使用温度の保証ではありません。最低気温、標高、寝袋、体質も合わせて判断します。
  • サイズは身長・寝姿勢・テントの有効床幅で確認。車中泊や複数枚使用では、設置場所の寸法を先に測ります。

次に、泊まる場所の最低気温とマットを運ぶ方法を確認し、候補モデルのサイズ・R値・価格を同じ条件で見比べてみてください。

よくある質問

Q. サーマレストのマットはどれを選べばいいですか? ▾
A.

手軽さと耐久性を優先するならZライトソル、厚みと設営の簡単さを求めるならトレイルスカウト、寒冷地で高い断熱性が必要ならネオエアー Xサーモ NXTが候補です。泊まる場所の最低気温と移動手段から絞りましょう。

Q. Zライトソルとネオエアー Xサーモ NXTはどちらがおすすめですか? ▾
A.

暖かい時期の登山や、空気入れ不要の手軽さを重視するならZライトソルが向きます。寒冷地で断熱性と収納性を優先するならネオエアー Xサーモ NXTが候補です。価格やパンク対策も含めて選んでください。

Q. ZライトソルのR値2.0で春・秋や冬にも使えますか? ▾
A.

気温や標高、地面の状態によります。冷え込みの穏やかな春・秋なら使える場合がありますが、寒い夜や雪上では断熱性が不足する可能性があります。最低気温や寝袋の性能も確認し、不安なら高R値のマットとの重ね使いを検討してください。

Q. サーマレストのエアーマットと自動膨張式の違いは何ですか? ▾
A.

エアーマットは空気を入れて使い、収納時に小さくまとめやすい一方、空気注入とパンク対策が必要です。自動膨張式は内部フォームが空気を取り込み、追加調整して使います。フォームマットより厚みを得やすい反面、重量や収納サイズが増えます。

Q. Zライトソルの銀色の面は上と下のどちらですか? ▾
A.

基本的には銀色の面を体側に向けて使います。反射面を体側にして、体から出る熱を反射する設計を活かします。モデルに付属する説明書がある場合は、そちらの指示を優先してください。

Q. マットを2枚重ねると断熱性は上がりますか? ▾
A.

異なるマットを重ねると断熱性を高められる場合があります。フォームマットを下に敷けば、上のマットを地面の突起から守る効果も期待できます。ただし、重量や厚みが増え、ずれやすくなることもあるため、事前にテント内で試してください。

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