タープを買ったものの、「ポールを立てる順番が分からない」「ロープはどこに張るの?」「風が吹いたら倒れそう」と不安になっていませんか。タープは、風向きと設営手順を先に決め、ポール・ロープ・ペグを正しく配置すれば、初心者でもきれいに張れます。
この記事では、ヘキサタープとレクタタープの違い、必要な道具、基本の張り方、1人で設営する方法を順番に解説します。雨水をためない張り方や西日対策、強風時の判断、撤収と保管の注意点もまとめました。まずは無理に張りながら調整せず、地面にタープを広げて位置を決めてからペグを打つことが失敗を減らす近道です。
タープの張り方を決める前に確認すること
タープ設営で最初にすることは、ポールを立てることではありません。どこに、どの向きで、何人で使うかを決めることが先です。設営後に「テントの入口がタープから出ている」「西日が顔に当たる」と気づくと、張り直しになってしまいます。
設営場所は平らさ・排水・風を確認する
タープの下は、できるだけ平らで水が集まりにくい場所を選びます。くぼ地は雨の日に水たまりになりやすく、タープの下で過ごしにくくなります。川のすぐ近く、崖の下、倒木がある場所も避けてください。
次の順番で確認すると判断しやすくなります。
- 地面に大きな石や枝がないか
- 雨が降ったとき、水が流れていく方向はどちらか
- 周囲の木の枝や障害物にロープが干渉しないか
- 風上側にタープを遮るものがあるか
- テント、車、焚き火台を置いた後も動線が残るか
風が強い日は、開けた湖畔や稜線、海岸などで無理に張らないことも重要です。タープは布面積が広く、風を受けると想像以上の力がかかります。
太陽の向きと西日を考える
夏の日中は、日差しを遮りたい時間帯を決めます。昼だけ使うなら、太陽が高い時間にタープの影がテーブルと椅子にかかる向きにします。夕方まで過ごすなら、西側にタープの低い辺やサイドウォールが来るようにすると、西日を受けにくくなります。
ただし、太陽は動きます。朝の影だけを見て決めると、午後には日なたになることがあります。キャンプ場に到着したら、スマートフォンの方位磁針などでおおまかな方角を確認し、滞在時間に合わせて向きを決めましょう。
| 確認する項目 | 設営前の判断 | 失敗を防ぐポイント |
|---|---|---|
| 地面 | 平らで水が流れる場所 | くぼ地やぬかるみを避ける |
| 風 | 風上と風下を確認 | 風上に低い辺を向ける |
| 日差し | 昼・夕方の影を想像 | 西側の日差しを遮る |
| 動線 | テントや車との距離 | ロープにつまずかない配置にする |
| 安全 | 木の枝・崖・水辺を確認 | 危険な場所では設営しない |
タープの種類と設営に必要な道具
タープの張り方は形状によって変わります。初心者が最初に扱いやすいのは、設営手順が分かりやすく、張り方の情報も多いヘキサタープです。大人数で広い居住空間を作るならレクタタープも候補になります。
ヘキサタープとレクタタープの違い
ヘキサタープは六角形に近い形で、メインポール2本と複数のガイロープで張るタイプです。張った姿が整いやすく、風を受け流しやすい一方、中央部の高さや有効面積は張り方に左右されます。ソロから4人程度までのキャンプに向いています。
レクタタープは長方形で、ポールの本数や位置を変えやすいのが特徴です。中央を高くして広いリビングを作ったり、片側を低くして日差しを遮ったりできます。設営の自由度が高い反面、ロープの数が増えやすく、初心者は最初に完成形をイメージする必要があります。
| 形状 | 基本のポール構成 | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ヘキサ | メイン2本+補助ロープ | ソロ〜4人の基本設営 | ロープの張り方で安定性が変わる |
| レクタ | 2本〜6本程度で調整 | 大きな日陰や家族の食事 | 張り方の自由度が高い分、調整が必要 |
| スクリーン | 専用フレームやポール | 虫よけ・風よけ重視 | 収納サイズと重量が増えやすい |
| ウイング | メイン2本が中心 | ソロや少人数の簡単設営 | 有効面積は比較的小さい |
最低限必要な道具
タープ本体にポール、ガイロープ、ペグ、ハンマーを組み合わせます。商品によってはロープやペグが付属しますが、付属品が簡易的な場合もあります。購入前に内容物を確認し、足りないものを用意しましょう。
- タープ本体
- メインポール2本
- ガイロープ。メイン用と本体の角用
- ペグ。目安はヘキサで6〜8本以上
- ペグハンマー
- グローブ。布を引くときの保護用
- レジャーシート。地面で位置を決めるときに便利
付属ペグが細く短い場合、硬い地面や風のある場所では抜けることがあります。砂地なら長めのペグ、硬い地面なら打ち込みやすいペグなど、地面に合わせて使い分けると安心です。タープ本体だけでなく、ペグとロープにも予算を配分すると、購入後の不満を減らせます。
基本のタープ張り方|ヘキサタープを6ステップで設営
ここでは、メインポール2本で張る一般的なヘキサタープを例にします。商品ごとにロープの取り付け位置やポールの長さが異なるため、最後は付属説明書を優先してください。
1. タープを広げて向きを決める
まず本体を地面に広げ、出入口や屋根の向きを決めます。風上側に低い辺を向け、風下側に居住スペースを作るのが基本です。タープの中心とテーブルの位置、テントの入口までの動線もここで確認します。
2. メインポールとロープを仮置きする
タープの長い辺の両端、または指定されたポール差し込み位置にメインポールを置きます。ポールは、先端をタープ側、脚を外側に向けて斜めに置くと、立ち上げるときに迷いません。
メインポールの先端には、タープ本体と二股になったガイロープを接続します。ロープは先にポールへ通し、左右へ分けておきます。片方だけを先に固定すると、ポールが倒れやすくなります。
3. メインポールの外側にペグを打つ
ポールの脚から見て、ロープが伸びる方向へペグを打ちます。一般的には、ポールの脚からペグまでをポールの高さと同じ程度に取ると、ロープに無理がかかりにくくなります。ただし、サイトの広さや商品設計で調整してください。
2本のポールを結ぶ線に対して、ロープは左右へ広げます。ペグの位置が近すぎるとタープが不安定になり、遠すぎるとサイトを圧迫します。
4. 片側ずつポールを立てる
最初のポールを立てるときは、ポールの脚をペグ側へ置き、ロープを軽く引きます。次に反対側のポールを立てます。タープ本体を持ち上げる作業は、片側ずつ進めるのがコツです。
1人で設営する場合は、ポールを完全に垂直に立てようとせず、ポールの脚を先に正しい場所へ置いてから、ロープのテンションで立たせると安定します。風がある日は、最初から1人で無理をせず、同行者にポールを支えてもらってください。
5. タープの角をペグダウンする
メインポールが立ったら、タープの四隅または角にあるループへロープを取り付けます。角のロープは、タープの面を外側へ引っ張る役割です。4本をおおまかに均等な距離で固定します。
6. 全体を調整する
最後に、ポールの高さ、ロープの長さ、タープのシワを調整します。左右の高さが違うと屋根がねじれ、雨水が一カ所に集まりやすくなります。上から見たときに、中心から各ロープへ力が分散していれば基本形は完成です。
| 手順 | 作業 | 確認すること |
|---|---|---|
| 1 | 本体を広げる | 向き・テントとの位置 |
| 2 | ポールとロープを置く | 左右のロープを準備 |
| 3 | ポール外側にペグを打つ | 脚から適切な距離を取る |
| 4 | ポールを立てる | 脚をペグ方向へ置く |
| 5 | 四隅を固定する | ロープを均等に引く |
| 6 | テンションを調整する | たるみ・ねじれ・排水を確認 |
ガイロープとペグの角度を正しく調整する
タープが倒れる、ペグが抜ける、布がたるむといったトラブルの多くは、ロープとペグの位置で改善できます。力任せにロープを締めるのではなく、ロープが引っ張る方向とペグが耐える方向をそろえることが重要です。
ロープを張る角度の目安
タープの角からペグまでのガイロープは、タープの面に対してまっすぐ外側へ引きます。ペグが角の真横ではなく斜めにずれていると、布がねじれてシワが増えます。基本は、タープの各角から放射状にロープが伸びる配置です。
メインポール用の二股ロープは、ポールを中心に左右へ開きます。上から見たとき、2本のロープがポールを支える三角形を作るイメージです。ペグ同士が近すぎると支える幅が狭くなり、風でポールが倒れやすくなります。
ペグは地面に対してどの角度で打つか
ペグは、ロープが引っ張られる方向と反対側へ少し倒して打つのが基本です。地面に対して垂直に打つより、ロープの力を地中で受け止めやすくなります。ペグの頭はタープから遠ざかる側へ倒し、ロープがペグの上部から抜けない位置に結びます。
ただし、砂地や柔らかい土では角度だけで十分な保持力を出せません。長いペグや幅広のペグを使い、必要に応じて複数本で補強します。キャンプ場のルールに反して木へロープを結んだり、動く石を固定具に使ったりする方法は避けてください。
| 状況 | ロープ・ペグの調整 | 避けたい状態 |
|---|---|---|
| 通常の土 | ロープ方向と逆にペグを少し倒す | 垂直に立てて簡単に抜ける |
| 硬い地面 | 無理に曲げず、打ち込み可能な場所を選ぶ | ハンマーでペグを破損させる |
| 砂・柔らかい土 | 長め・幅広のペグで深く固定 | 短い細ペグだけで済ませる |
| 風がある | ポール用ロープを広く取る | ペグを近距離に集中させる |
| 雨が降る | 水が流れる方向へ低い辺を向ける | 中央に深いたるみを作る |
テンションは「硬く」ではなく「均等に」
ロープを強く締めればよいわけではありません。一カ所だけ強く引くと、タープ全体のバランスが崩れます。まず四隅を軽く固定し、対角線上に少しずつテンションをかけます。布のシワが減り、屋根の面がなだらかになれば十分です。
購入時にタープを選ぶなら、ロープの長さを調整できる自在金具が付いたモデルを選ぶと、初心者でも仕上げやすくなります。設営の手間を減らしたい人は、付属品だけでなく調整機構にも注目してください。
1人でタープを張るコツと失敗しない手順
タープは1人でも張れます。ただし、風がある日や大型レクタタープでは、布があおられて危険になることがあります。無風に近い日、地面が安定した場所、小さめのタープから練習するのが安全です。
1人設営は「地面で完成形を作る」
1人で張るときに最もやりやすいのは、ポールを立てる前にロープとペグの位置を決める方法です。タープを広げ、メインポールを置き、その先に伸びるロープをペグで仮固定します。角のロープも、タープの形が分かる程度に置いておきます。
この準備を省くと、片手で布を押さえながらもう片手でロープを探すことになり、ポールが倒れやすくなります。キャンプ場で初めて試す前に、自宅の庭や広い公園で一度だけ練習すると安心です。公園ではペグ打ちが禁止されている場合があるため、利用ルールは確認してください。
1人設営の実践手順
- 風が弱い時間帯を選ぶ
- タープの向きと中心位置を決める
- 本体の裏面を上にして広げる
- メインポール用ロープを先にペグダウンする
- 片側のポールを立てる
- 反対側のポールを立てる
- 角のロープを順番に固定する
- 最後に自在金具で均等に締める
ポールが倒れる場合、ロープを締めすぎるより、ペグの位置と向きを見直します。ペグが浅い、ロープの二股が左右均等でない、ポールの脚がずれていることが主な原因です。
大型タープは無理をしない
標準的なヘキサタープは、準備を整えれば1人でも設営しやすいモデルがあります。一方、6人以上を想定した大型レクタタープは布面積が大きく、風を受けたときのリスクも増えます。設営時間の短縮より、安全を優先してください。
初めて購入するなら、ソロ用ではなく、2〜4人用で設営構造が単純なタープが練習しやすい選択です。予算1万円台でも入門モデルは見つかりますが、ペグやポールの品質に差があるため、付属品を確認しましょう。
雨・風・西日に強いタープの張り方
天候対策では、タープを高く張ることよりも、風や雨が入る方向を考えて高さと向きを変えることが大切です。天気予報で強風や雷雨が予想される場合、タープを張らない、早めに撤収する判断も必要です。
雨水をためない張り方
タープの中央やポール間に深いたるみがあると、そこへ雨水が集まります。水がたまると布や縫い目に負担がかかり、重みでポールが倒れる危険もあります。設営後に屋根を見上げ、雨水が流れる低い辺を意図して作れているか確認してください。
完全に平らな屋根にするより、水が一方向へ抜ける浅い傾斜を作るほうが雨に対応しやすくなります。ロープを締めすぎて布が引きつると、逆に別の場所へ水がたまることもあります。雨が降り始めたら、ポール周辺や中央部を確認しましょう。
強風時は低く、風を逃がす
風がある日は、タープの片側を低くし、風上から風下へ風が抜ける形にします。すべてを高く張ると、布が風を受ける面積が大きくなります。ポールを短くする、片側のポールを外して低くする、風上側を地面近くまで下げるといった方法があります。
ただし、ポール本数を減らすアレンジは、商品や構造によってできない場合があります。メーカーの説明書にない使い方をするなら、風の弱い日に限ってください。ロープを追加しても安全が確保できない強風では、撤収が正解です。
西日と視線を遮る
西日対策には、低く張ったタープの辺を西側へ向けるほか、サブポールで片側を下げる方法があります。タープ下で食事をするなら、テーブルを影が移動する方向へ少しずらせる余地も残しておきます。
周囲からの視線が気になる場合は、タープの角を低くしすぎると出入りしにくくなるため、1カ所だけ低くするのが扱いやすいです。風上側と西側が同じなら、そこを低くすることで日差しと風を同時に軽減できます。
| 天候・環境 | おすすめの張り方 | やってはいけないこと |
|---|---|---|
| 小雨 | 一方向へ排水する傾斜を作る | 中央に深いたるみを残す |
| 強めの風 | 低くして風上を絞る | 高く張ったまま放置する |
| 西日 | 西側の辺を低くする | 午後の影を確認しない |
| 雷雨予報 | 設営を見送る・早めに撤収 | ポールの下で天候回復を待つ |
| 雨上がり | 水分を拭いて乾燥させる | 濡れたまま収納する |
タープのおすすめ商品|人数・設営しやすさ・予算で選ぶ
タープ選びでは、サイズだけでなく、ポールやペグが付属するか、ロープを調整しやすいかも確認しましょう。ここでは、初心者が比較しやすいように、ソロ・少人数、ファミリー、設営や快適性を重視するタイプに分けて紹介します。価格は販売時期やセット内容で変わるため、目安として見てください。
ソロ・デュオ向けの扱いやすいタープ
コールマン ヘキサライト+は、ソロから少人数のキャンプで使いやすいヘキサ型タープです。ダークルームテクノロジーを採用し、耐水圧は約3,000mm。使用時は約420×420×220cm、重量は約4.6kgです。価格帯は1万9,000〜2万円前後が目安ですが、販売時期により変動します。
🏕 コールマン ヘキサライト+
スノーピーク ライトタープ ペンタ シールドは、1人用の五角形ライトタープです。展開サイズは400×320cm、重量は本体のみ約790g。収納性を重視するソロキャンプに向きますが、設営には別売りを含むポール1本以上が必要です。実売価格は1万7,000〜1万8,000円前後が目安です。
🏕 snow peak スノーピーク ライトタープ ペンタシールド
参考価格: ¥17,160 (Yahoo!ショッピング・2026年8月4日時点、変動あり)
DOD いつかのタープは、タープ本体と設営に必要な道具をまとめて用意したい初心者に向くオールインワンのヘキサタープです。使用時は約420×410×230cm、総重量は約5.4kg。ポール2本、ペグ、ロープ、延長ベルトなどが付属します。価格帯は1万円前後から1万2,000円前後が目安です。
🏕 DOD タープ ヘキサタープ オープンタープ ベーシック オールインワン ポリエステル ポール ペグ…
参考価格: ¥10,160 (楽天市場・2026年8月3日時点、変動あり)
「最初から高価なタープを買うべきか」と迷うなら、設営頻度と人数を基準に判断しましょう。年に数回のソロキャンプなら入門モデルで十分なこともあります。毎月使うなら、ロープの調整しやすさや生地の扱いやすさに予算を回すと、設営時のストレスを減らせます。
3〜4人ファミリー向けの定番タープ
コールマン XPヘキサタープ/MDXは、クロスポール構造を採用したファミリー向けのヘキサタープです。高さ調整と比較的容易な設営が特徴で、使用時は約460×435×230cm、重量は約7.6kg。価格帯は1万4,000〜2万4,000円前後が目安です。
🏕 コールマン XPヘキサタープ/MDX
少人数の食事スペースや日陰作りには、一般的なウイング型タープも候補になります。張り方をシンプルにしたい人に向きますが、家族全員が長時間くつろぐ広い空間を求める場合は、使用サイズとポールの本数を確認してください。
キャプテンスタッグ CS ヘキサタープUV(サイドポール2本付)は、5〜6人向けのヘキサ型タープです。ポリエステル70Dの幕体にUV PROTECTIONコーティングを施し、サイドポール2本が付属します。使用サイズは約440×440cm、重量は約4.6kg。価格帯は1万円前後から1万1,000円前後が目安です。
🏕 タープ・シェルター キャプテンスタッグ CSブラックラベル ヘキサタープUV 400×420cm ブラック
参考価格: ¥9,899 (Yahoo!ショッピング・2026年8月4日時点、変動あり)
3〜4人で使う場合は、タープ下にテーブル、チェア、クーラーボックスを置くことを想定します。人数だけでなく荷物も入るため、迷ったらソロ用より一回り大きいサイズが快適です。ただし、大きくなるほど風の影響と設営の負担が増えます。
広い居住空間やアレンジを重視するタープ
スノーピーク アメニティタープ ヘキサLセットは、4〜6人向けのヘキサ型タープ一式です。使用サイズは約570×500×280cm、重量は約9.8kg。ポール2本、ペグ、ロープ、テント接続テープなどが付属します。実売価格は2万3,000〜3万5,000円前後が目安です。
🏕 【SALE 20%OFF】スノーピーク アメニティタープ ヘキサLセット snow peak Amenity Tarp Hexa L …
参考価格: ¥27,891 (楽天市場・2026年8月3日時点、変動あり)
ogawa フィールドタープ レクタL-DXは、大人数で広い空間を作りたい人向けの大型レクタ型タープです。幕体はポリエステル210D、耐水圧は1,800mm。270cmのポール2本と180cmのポール6本を使い、複数の設営アレンジに対応します。総重量は約13.0kgで、価格帯は4万8,000〜5万7,000円前後が目安です。
🏕 オガワ[Ogawa]フィールドタープ レクタ L-DX[Field Tarp Recta L-DX]
参考価格: ¥29,800 (Yahoo!ショッピング・2026年8月4日時点、変動あり)
ユニフレーム REVOタープⅡ<L>は、2023年に生産終了した変形タープです。幕体重量は約2.1kgで、耐水圧は1,800mm以上。ポール、ペグ、ハンマーは別売のため、購入時は必要な道具を別途そろえる必要があります。現在の流通価格や在庫は安定していないため、中古品や販売店の状態を確認してください。
🏕 ユニフレーム REVOタープⅡ<L>
| 選び方 | 候補のタイプ | 快適に使いやすい人数の目安 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|---|
| 初めてのソロ | 小型ヘキサ・ウイング | 1〜2人 | 1万円未満〜2万円台 |
| 道具をまとめたい | セット型ヘキサ | 2〜4人 | 1万円台〜3万円台 |
| 家族で食事 | ファミリー向けヘキサ | 3〜4人 | 1万円台〜5万円前後 |
| 広さとアレンジ | 大型レクタ | 4〜6人 | 3万円台〜5万円台 |
商品を選ぶときは、レビューの星だけで決めず、設営動画や説明書、付属ペグの仕様まで確認しましょう。自分のキャンプ場面を想像して、タープ下に置く物の数からサイズを決めると、買った後の「大きすぎる」「狭すぎる」を防げます。
よくある失敗と撤収・保管の注意点
タープは設営できても、細かな調整や撤収で失敗しがちです。特に初心者は、見た目を優先してロープを張りすぎたり、濡れたまま収納したりします。タープを長く使うには、設営時の安全確認と撤収後の乾燥をセットで考えましょう。
設営時によくある失敗
- ペグを浅く打つ:頭が地面から大きく出ていると、ロープに引かれて抜けやすくなります。
- タープを先に持ち上げる:ロープの位置が決まっていないとポールが倒れます。
- 片側だけ強く締める:左右のテンションが崩れ、シワやねじれの原因になります。
- 風上を高くする:布が風を受け、ポールやペグに負荷が集中します。
- ロープを通路に出す:夜間に足を引っかけやすく、転倒の危険があります。
- 焚き火を近づけすぎる:火の粉で穴が開いたり、燃え移ったりする可能性があります。
タープの素材にかかわらず、火の粉が飛ぶ距離では焚き火をしないでください。難燃性をうたう製品でも、燃えないわけではありません。風向きが変わったら、焚き火を中止する判断も必要です。タープ下で燃焼器具を使う場合は、製品の使用条件と換気を確認し、就寝中は使用しないでください。一酸化炭素は無色・無臭で、換気が不十分な場所では中毒の危険があります。
撤収は設営の逆順で行う
撤収は、まずタープの下にあるテーブルや椅子を移動し、ロープのテンションを少しずつゆるめます。ポールを倒すときは、風上側から突然布があおられないよう、同行者が本体を押さえます。ペグを抜いたら、泥や水分を落としてまとめてください。
1人なら、ポールを倒す前にタープの角を地面に置き、布をたたみながら進めると扱いやすくなります。濡れたまま収納袋に入れる場合も、帰宅後できるだけ早く広げて乾かします。カビ、におい、シームテープの劣化を防ぐためです。
保管前のチェックリスト
| 確認項目 | 保管前にすること | 放置した場合の問題 |
|---|---|---|
| タープ本体 | 完全に乾かし、砂や葉を払う | カビやにおい |
| ロープ | ほどいて乾燥させる | 結び目の固着・劣化 |
| ペグ | 土を落として水分を拭く | さび・収納袋の汚れ |
| ポール | 節や連結部を確認する | 変形や破損の見落とし |
| 収納袋 | 無理に詰め込まない | 生地やファスナーの損傷 |
撤収時に急いで丸めると、次回の設営でロープが絡みます。ロープは輪にして軽く束ね、ペグと分けて収納しましょう。次のキャンプで最初に困るのは、タープ本体より「ロープがほどけない」ケースです。
タープの張り方アレンジと快適に使う工夫
基本形を覚えたら、天候や人数に合わせて張り方を変えられます。アレンジは便利ですが、タープ本体とポールが対応していることが前提です。無理に形を変えるより、風が弱い日に試して、安定性を確認しておくと安心です。
小川張りとは
小川張りは、テントの前室側へタープを延長するように設営し、テントとタープを一体的に使う張り方です。タープのメインポールをテントの後方へずらしたり、専用のセッティングテープを使ったりします。テントの入口からタープ下へ移動しやすく、雨の日の動線を作りやすいのが利点です。
一方で、テントの形状やタープの長さが合わないと、布が干渉したり、ポールがテントに当たったりします。専用テープを使う場合は、製品の耐荷重や取り付け方法を確認してください。小川張りは見た目だけでなく、テントの入口とタープの中心が合うかを基準に判断します。
ロースタイルで張る
ポールを短くする、片側を低くする、サブポールの位置を変えると、ロースタイルのリビングを作れます。地面に近い分、風を受けにくく、落ち着いた空間になりやすいのが特徴です。ただし、出入りのたびに頭をかがめる必要があり、雨が降ると水が跳ね返りやすくなります。
小さな子どもがいる家庭では、低い辺やロープが通路にかからないように注意してください。チェアの背もたれやテーブルの角がタープ生地に当たらないかも、完成後に確認します。
ポールを追加して居住性を上げる
レクタタープでは、サブポールを追加して側面を持ち上げると、出入りしやすくなります。反対に、日差しが強いときは片側のポールを低くして壁のように使えます。ポールを追加すると設営の安定性が上がる場合もありますが、ペグの数とロープの張力も増えます。
| アレンジ | メリット | 注意点 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 小川張り | テントとタープをつなげやすい | サイズの相性が必要 | 雨の日・ファミリー |
| ロースタイル | 風と西日を抑えやすい | 出入りが低くなる | ソロ・少人数 |
| サブポール追加 | 居住性を上げやすい | ペグと荷物が増える | 大人数の食事 |
| 片側を下げる | 日差しを遮りやすい | 通路を確保する必要 | 夕方の西日 |
アレンジを試すときは、まず無風の日に短時間で張り、ポールの脚やロープが動かないか確認します。風が出てきたら元の張り方へ戻す、または撤収してください。
まとめ
- タープの張り方は、ポールを立てる前に向きとペグ位置を決めることが基本です。
- ヘキサタープはメインポール2本を使い、ロープで三角形を作ると安定しやすくなります。
- ガイロープは角から放射状に張り、ペグはロープが引く方向と反対へ少し倒して打ちます。
- 雨の日は水が一方向へ流れる傾斜を作り、強風時は低くして、無理なら早めに撤収します。
- 撤収後はタープ、ロープ、ペグ、ポールを乾燥・点検し、濡れたまま保管しないことが大切です。
- 商品を選ぶときは、使用人数だけでなく、ポール・ペグの付属状況と設営スペースも確認します。
次のキャンプでは、風の弱い日にタープを地面へ広げ、設営手順を確認しながら一度練習してみてください。