SUVの後席を倒して寝床をつくってみたものの、シートの折れ目や荷室との境目が気になり、腰や背中が痛くならないか不安。そんなときは、マットを厚くする前に段差の高さや位置を測るのが近道です。深い段差はクッションで埋め、その上にマットを敷くと、少ない買い足しで寝床を整えやすくなります。この記事では、SUVの段差ができる理由、測り方、手持ち品での応急対策、おすすめ用品を順に紹介します。
SUVの車中泊で段差ができる理由と車種ごとの違い
後席を倒しても水平にならないのはなぜ?
SUVは後席を倒したとき、背もたれの裏側と荷室の床が同じ高さになるとは限りません。座面の厚みや背もたれの角度、荷室の床下収納など、車内のつくりが車種ごとに違うためです。背もたれが荷室側へ傾いたり、シートの継ぎ目が谷になったりする車もあります。
また、段差がなく見えても、荷室から後席に向かって床が傾斜している場合があります。寝たときには腰や肩が沈み込みやすく、停車中に体がずれる原因にもなります。「段差」「隙間」「傾斜」は別の問題として確認するのがポイントです。
RAV4やCX-5も、年式・グレードで寝床の形が変わる
RAV4やCX-5のような人気SUVでも、年式やグレード、シートアレンジによって荷室の形状や使える長さは異なります。同じ車名なら同じマットが合うとは限りません。後席を倒した状態で、シートの境目や床の傾きを実際に確かめましょう。
| 寝床で気になりやすい場所 | 起きていること | まず確かめること |
|---|---|---|
| 後席と荷室の境目 | 高さの違い、折れ目 | 段差の高さ・幅を測る |
| 左右のシートの間 | 細い溝や隙間 | 溝の幅と長さを測る |
| 荷室から前席側 | 床の傾斜 | 頭側・足側の高さを比べる |
| ホイールハウス付近 | 寝床幅が狭くなる | 狭い部分の幅を測る |
測るのはマットを置く面だけではありません。ドアや内装の張り出しも含め、横になれる有効幅を確認します。カタログの荷室寸法は荷物を積むための目安で、寝床の幅や長さと一致しないことがあるためです。
まずは「体に当たる場所」を見つける
段差のすべてを埋めなくても、腰や肩に当たる場所を調整すれば寝やすくなることがあります。まず後席を倒し、薄い毛布を敷いて横になってみてください。腰が沈む、背中に折れ目が当たる、足元へ体が滑るなど、気になる場所をメモします。
- 一点だけ当たるなら、局所的な段差の可能性が高い
- 寝床全体が硬いなら、マットの厚みやクッション性が不足している
- 体が低い側へずれるなら、傾斜や車体の停車角度も確認する
家族で使う場合は、運転席側と助手席側で寝心地を別々に試しましょう。左右でシートの倒れ方が違う車もあります。先に不快な場所を把握すれば、必要以上に大きなマットを買わずに済みます。
SUV車中泊の段差・隙間・傾斜を測る方法
メジャーと水平器で寝床の状態を記録
後席を車中泊の状態まで倒してから、段差の高さ、谷の幅、寝床の長さと幅を測ります。段差の高さは、荷室の床から後席背面までの高低差を、複数の位置で確認してください。片側だけ測ると、左右差を見落とすことがあります。
| 測る項目 | 測り方 | 記録する数値の目安 |
|---|---|---|
| 段差の高さ | 定規を床面に垂直に当てる | 位置ごとの高さをcmで記録 |
| 隙間の幅 | 谷の端から端を測る | 最も広い部分の幅をcmで記録 |
| 寝床の長さ | 足元から頭側まで測る | 身長に余裕を加えた長さ |
| 寝床の幅 | 内装の張り出し間を測る | 最も狭い場所の幅 |
| 傾斜 | 水平器などで前後を確認 | 高い側・低い側を記録 |
数値は1か所だけではなく、左右・中央など3〜5か所ほど測ると形がつかみやすくなります。測定時は後席を倒し、床下収納のフタも実際に使う状態にします。シートの位置が少し違うだけで、段差や寝床の長さが変わる場合があるからです。
マットを買う前に寝床の実寸を試す
新聞紙や段ボールを寝床に広げ、マットの必要な面積を型取りする方法も便利です。型を車外に出してメジャーで測れば、商品サイズと比べやすくなります。大人1人なら身長に加えて10〜20cmほどの余裕を目安にし、2人なら肩幅だけでなく寝返りに必要な幅も確認しましょう。
購入前には、次の点もチェックします。
- マットを敷いたときにドアが閉まるか
- シートベルトの金具や内装の出っ張りに干渉しないか
- マットを2枚並べる場合、連結部分に隙間ができないか
- 収納したマットを車内に積めるか
たとえば幅65cmのマットを2枚並べると、単純計算で幅約130cmが必要です。実際には内装の張り出しがあるため、数字だけで判断せず、型紙やマットを仮置きして確かめてください。
傾斜は段差解消クッションだけでは直らない
クッションは、シートの折れ目や一部分の高低差を埋める道具です。寝床全体が前後に傾いている場合、クッションだけを厚くしても水平にはなりません。頭側と足側の高さが違うなら、水平器で車の停車位置も確認します。傾斜が駐車場所によるものなら、安全で平らな場所へ移動するのが先です。
停車地そのものが傾いていないのに床面の傾斜が残る場合は、低い側へ薄い板状のクッションを足すなど、寝床全体を支える方法を検討します。ただし、厚みを片側だけ増やすとマットがずれたり、端が不安定になったりします。運転席・助手席の操作を妨げず、走行前にすべて撤去・固定できる配置にしてください。
段差をフラットにする方法|タオル・クッション・マットの順
小さな段差はタオルや毛布で応急調整
手持ちのタオルや毛布でも、浅い谷や狭い隙間を一時的に埋められます。タオルをたたんで段差の部分だけに詰め、その上からマットを敷く方法です。費用をかけずに寝心地を試せるので、初めての車中泊や購入前の確認に向いています。
ただし、柔らかい布は体重でつぶれ、寝ている間に位置がずれることがあります。深い段差へ大量に詰めると、左右で沈み方が変わり、かえって腰に負担がかかることも。タオルや毛布は浅い段差の応急用と考え、何度か寝返りをしてずれや沈みを確認してください。
段差の谷を先に埋めてからマットを敷く
腰や背中に当たる段差が数cm以上あるなら、先に硬めのクッションで谷を埋め、その上に寝床全体を覆うマットを敷く方法が基本です。クッションで高さを合わせ、マットで小さな凹凸と床の硬さを和らげます。段差が深い場合も、厚いマットだけで無理に覆うより、寝床が安定しやすくなります。
| 段差の状態 | 先に試す対策 | その上に使うもの |
|---|---|---|
| 浅い谷・狭い溝 | タオル、毛布 | 5〜8cm程度のマット |
| 腰に当たる数cmの段差 | 硬めの段差解消クッション | 8〜10cm程度のマット |
| 幅広く深い溝 | 複数のクッションや板状の詰め物 | 寝床全体を覆うマット |
| 寝床全体の傾斜 | 停車場所・車内床を再確認 | 必要に応じて低い側を調整 |
厚みはあくまで選び始めるための目安です。体重や段差の形、マットの素材によって感じ方は変わります。10cmのマットでも大きな谷が残ることがあるため、購入前に段差の幅と高さを測りましょう。
ジョイントマットや板材を使うDIYの注意
ジョイントマットは厚さや枚数を調整しやすく、荷室の床を広く支えたいときに役立ちます。一方、継ぎ目が体に当たる、マットの下でずれる、車内の形に合わず端が浮くといった失敗もあります。板材を使う場合は、角を丸めて滑り止めを付け、荷重をかけても割れないか確認してください。
DIYの材料は走行中に転がらないよう、寝るときだけ設置します。鋭い端や露出した金具を残さず、シートや内装を傷つけないよう保護することも大切です。試し寝で腰に当たる部分が増えたら、厚みを足すのではなく、材料の配置や硬さを見直しましょう。
車種別専用品と汎用品の選び分け
車種専用品は、対象の年式・グレードに合えば段差の位置や寝床幅に合わせやすいのが利点です。ただし、車名が同じでも仕様変更やシート形状の差で適合しない場合があります。商品ページの適合表に、年式だけでなくグレードやシート仕様まで記載されているか確認してください。
汎用品は車を買い替えたあとも使いやすく、価格を抑えて始められる一方、幅や高さが車内に合うか自分で測る必要があります。初めてなら、まず手持ちの毛布で必要な形を試すのがおすすめです。形が決まってから、部分用クッションと全体用マットのどちらを優先するか選ぶと、買い直しを防ぎやすくなります。
SUV車中泊マットの選び方|厚さ・硬さ・収納性
5cm・8cm・10cmは段差の大きさだけで決めない
マットの厚みは、段差をどれだけ覆えるかだけでなく、体重をかけたときに底つきしないかで選びます。薄いマットは収納しやすい反面、床の硬さやシートの折れ目を感じやすいことがあります。厚手のマットは寝心地を整えやすい一方、収納時にかさばり、深い溝を単独で埋めきれない場合もあります。
| 厚さの目安 | 合いやすいケース | 購入前の確認点 |
|---|---|---|
| 5cm前後 | 浅い段差、収納を優先 | 腰に当たる凹凸が残らないか |
| 8cm前後 | 床の硬さも和らげたい | 深い谷は別クッションが必要か |
| 10cm前後 | 厚みやクッション性を重視 | 収納サイズと車内の高さに収まるか |
これは製品を比較するときの目安で、厚いほど必ず快適とは限りません。柔らかすぎるマットは腰が沈み、硬めの製品は体圧が一点に集まることがあります。できれば実物を試し、難しければ使用者の感想や返品条件も確認しましょう。
硬さと反発力は、寝返りをして確かめる
段差の上に寝たとき、体重でマットが沈んで底つきするなら、厚みやフォームの反発力が足りない可能性があります。反対に、硬くて肩や腰が痛い場合は、マットの上に薄い寝具を重ねる方法もあります。体格や寝姿勢によって快適な硬さは変わるため、厚さだけを比べないことが大切です。
試せる場合は仰向けだけでなく、横向きや寝返りも確認します。家族で使うなら、それぞれの体重や寝る位置で感触が違うこともあります。数分横になっただけでは分かりにくいので、可能なら床の継ぎ目にマットを置いた状態で、腰や肩に当たりが残らないか確かめてください。
自動膨張式は展開と収納の手間も見る
インフレータブルマットは、バルブを開けて空気を取り込み、内部のウレタンなどと合わせて膨らませるタイプです。空気を入れる手間を減らしやすい一方、使用後は空気を抜いて巻き直す必要があります。厚みのあるモデルほど収納に時間がかかることもあるため、収納袋の寸法と車内の積載スペースを確認しましょう。
車中泊とキャンプで兼用するなら、連結のしやすさ、表面の滑りにくさ、収納時の大きさが比較ポイントです。車内だけで使う場合は、連結機能よりも寝床の幅に合うかを優先して構いません。買ってから「車に載らない」「シートを倒した状態で端が浮く」と気づかないよう、収納サイズと展開サイズの両方を見てください。
底冷え対策はマットの厚みだけに頼らない
車内は床から冷えが伝わりやすく、寒い時期は寝袋だけでは背中側が冷えることがあります。マットの下に断熱性のあるシートを足すと、冷気を和らげる助けになります。窓には車種に合うシェードを使い、寝具と衣類も気温に合わせて用意してください。
ただし、車内で燃焼式の暖房器具やコンロを使って暖を取るのは危険です。排気や換気の状態にかかわらず、一酸化炭素中毒や火災につながるおそれがあります。就寝中に燃焼器具を使用しないことを徹底し、寝る前に火気を消して、寒さは適切な寝具と断熱で対策しましょう。
SUV車中泊におすすめの段差解消クッション・マット
段差だけを先に埋めたい人向け
シートの折れ目や腰に当たる谷が気になるなら、まず段差解消用クッションを検討します。クッションを置いたあとに薄手のマットを敷く組み合わせは、寝床全体を厚くしすぎず、局所的な高低差に対応しやすい方法です。購入時は、商品幅と車内の段差幅が合うかを必ず確認してください。
まず段差だけを対策したいなら、クッションを試すと必要な厚みや形を判断しやすくなります。
趣味職人 くるマット シートフラットクッションは、シートの凹凸を部分的に調整したい人向けの硬質ウレタンクッションです。サイズは複数あり、商品説明に記載された目安は幅約53〜58cm、奥行約43〜45cm、高さ約2〜12cmです。サイズによって寸法が異なるため、段差の高さや幅を測ってから選びましょう。実売価格は約9,900円が目安で、販売店や時期により変動します。車種によって数量やフィッティングが異なり、すべての車両で完全にフラットになるわけではありません。
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寝床全体の硬さや小さな凹凸も整えたい人向け
段差だけでなく、荷室の床の硬さや小さな凹凸まで気になる場合は、寝床全体に敷く厚手マットが便利です。深い谷や大きな段差を先にクッションで埋めてから使えば、マット一枚にかかる負担を減らせます。厚みだけで決めず、展開サイズと収納時の大きさも比べましょう。
Bears Rock 車中泊マット8cm(MT-108F)は、自動膨張式の厚さ約8cmのマットです。展開時は約190×65×8cm、収納時は約65×22cmで、重量は約2.4kgです。実売価格は約7,350円が目安で、販売店や時期により変動します。こちらは1枚での販売なので、2枚並べる場合は必要な枚数を確認してください。深い段差をマットだけで解消できるとは限らず、収納時のサイズも事前に確かめましょう。
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WAQ インフレータブル式マット8cmは、約190×65cmの自動膨張式マットです。連結できる仕様で、紹介する商品は2個セットです。2枚を連結した場合の幅は約130cmが目安。R値は6.0で、重量は1枚あたり約2.5kgです。実売価格は2個セットで約12,960円が目安ですが、販売店や時期により変動します。深い段差は先にクッションで埋め、収納寸法が車内に収まるか確かめてください。
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FIELDOOR 車中泊マット10cm厚は、厚みや幅を重視したい人に向く自動膨張式マットです。紹介するワイドサイズは幅約145cmで、連結できる仕様です。実売価格は約10,120円が目安ですが、販売店や時期、サイズによって変動します。幅広い寝床を作りたい場合に候補になりますが、SUVの寝床に収まるか、収納時に車内へ積めるかを先に測ってください。深い溝には別のクッションを併用するのが現実的です。
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厚みと寝心地を重視する人向け
マットの厚みを優先する場合は、体が沈み込みすぎないかと収納のしやすさも一緒に確認しましょう。10cm前後の製品は床の硬さを感じにくくなる一方、車内の段差や谷が大きければ下地の調整が必要です。キャンプと兼用する人は、車外でも使いやすいサイズかチェックしてください。
コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングルは、厚さ約10cmの自動膨張式マットです。使用時は約198×68×10cm、収納時は約直径21×72cm、重量は約2.7kgです。実売価格は約15,990円が目安で、販売店や時期により変動します。厚みと収納寸法を確認し、車内に収まるかを購入前に測ってください。深い段差は別途整える必要があります。
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DOD ソトネノキワミSは、厚さ約10cmの自動膨張式マットです。マットカバーは取り外して洗濯機で洗える仕様で、紹介する商品は枕なしのモデルです。実売価格は約18,700円が目安ですが、販売店や時期により変動します。寝心地を重視する人に向きますが、収納時の大きさや車内で使える展開サイズを確認してから選びましょう。車種専用品ではないため、SUVの寝床に収まるとは限りません。段差が大きい場合は、下にクッションを入れてから敷くと安定しやすくなります。
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| 商品 | 主な用途・特徴 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 趣味職人 くるマット | シートの段差を部分的に調整 | 約9,900円 |
| Bears Rock 車中泊マット8cm | 1枚で寝床全体を覆う | 約7,350円 |
| WAQ インフレータブル式マット8cm | 2枚セットで連結可能 | 約12,960円 |
| FIELDOOR 車中泊マット10cm厚 | 幅約145cmのワイドサイズ | 約10,120円 |
| コールマン ハイピーク/シングル | 厚さ約10cmのシングルマット | 約15,990円 |
| DOD ソトネノキワミS | 厚さ約10cm、カバーを洗濯可能 | 約18,700円 |
価格は掲載商品の実売価格をもとにした目安です。販売店や時期、選ぶサイズによって変動します。購入候補が決まったら、車の実寸と商品サイズ、収納寸法、返品条件を並べて比較してください。段差用クッションとマットのどちらか一方で解決しようとせず、必要な役割を分けて考えると選びやすくなります。
SUV車中泊でよくある失敗と安全に使うための注意点
厚いマットだけで段差を消そうとする
「厚さ10cmなら大丈夫」と思ってマットだけを敷くと、シートの谷が深い場合にマットが沈み、腰に段差が当たることがあります。厚みは床の硬さや小さな凹凸を和らげるのに役立ちますが、幅広い溝や大きな高低差を埋める役割とは別です。段差が大きい場所は、硬めのクッションで先に高さを合わせましょう。
反対に、段差がほとんどない車でクッションを重ねすぎると、寝床に新たな山ができます。試し寝で腰の位置に違和感があれば、厚みを足し続けるのではなく、一度すべて外して最小限の組み合わせから調整してください。
サイズ・適合を確認せずに購入する
汎用マットやクッションは、商品名に「車中泊」とあっても自分のSUVにぴったり合うとは限りません。幅が広すぎてドアが閉まらない、長さが足りず足が荷室の壁に当たる、シート形状に合わず端が浮くなどの失敗が起きます。年式・グレード・シートアレンジ、展開サイズ、収納サイズを購入前に確認しましょう。
- 後席を倒した状態で寝床の長さと幅を測ったか
- 段差の高さ・谷の幅を複数箇所で記録したか
- 適合表に自分の年式・グレードがあるか
- 使わないときに収納できる寸法か
「車種対応」と書かれていても、記載された仕様と自分の車が一致するかが重要です。不明な点は販売店に確認し、適合が分からないまま購入するのは避けましょう。
走行前の片付けと車内の換気を忘れない
クッションやDIYの板材を寝床に置いたまま走ると、急ブレーキ時に動いて運転の妨げになるおそれがあります。出発前に荷物として固定するか、寝具と一緒に収納してください。運転席や助手席の操作、視界、シートベルトの使用を妨げる配置も避けます。
車内で寝る際は、エンジンをかけたままにすることにも注意が必要です。雪や落ち葉で排気口がふさがれると、排気ガスが車内に入り一酸化炭素中毒を起こす危険があります。燃焼式の暖房器具やコンロを車内で使わず、寝る場所のルールや施設の案内に従いましょう。寒さは寝袋や断熱シートなどで備え、体調に不安があれば無理に車内で眠らない判断も大切です。
まとめ|段差を測ってからSUV車中泊の寝床を整えよう
- SUVは後席を倒しても、シートの折れ目や荷室との高さの違いが残ることがあります。
- 段差・隙間・傾斜は別々に確認し、左右や中央など複数箇所で測りましょう。
- 浅い段差はタオルで試せますが、深い谷は硬めのクッションで先に埋めるのが基本です。
- マットは5〜10cm程度を目安に、段差の大きさ、体重、反発力、収納性で選びます。
- 車種名だけで適合を決めず、年式・グレード・展開サイズを確認し、安全に使いましょう。
まずは後席を倒した状態で段差の高さと寝床の広さを測り、手持ちの毛布で一晩試してから、必要なクッションやマットを選んでください。