登山中に急に足が重くなり、集中力まで落ちた経験はありませんか。朝食を食べていても、長時間歩き続けると体内のエネルギーは減っていきます。そこで必要なのが、歩きながら補給する「行動食」です。
結論から言うと、初めてならスポーツようかんを中心に、ゼリー飲料と甘くない食品を組み合わせる方法が失敗しにくいです。この記事では、登山の行動食おすすめ10選を、携帯性・エネルギー補給・食べやすさ・保存性の視点で比較します。日帰り登山、夏山、テント泊での必要量や食べるタイミングも確認できます。
登山の行動食の選び方と評価基準
最初に確認したいカロリーと糖質
行動食の役割は、おやつを楽しむことだけではありません。歩行で消費するエネルギーを補い、いわゆるシャリバテを防ぐことが目的です。日帰りの軽いハイキングなら1日あたり300〜600kcal、標高差が大きい登山や6時間を超える行程なら600〜1,000kcal程度を目安に準備すると安心です。
一度に大量に食べるより、1時間あたり100〜200kcalを数回に分けて補給するほうが歩きやすくなります。糖質は比較的すばやくエネルギーに使われるため、登りが続く場面ではようかん、ゼリー、果物、パンなどが便利です。
| 登山時間の目安 | 行動食のエネルギー目安 | 持っていく量の例 |
|---|---|---|
| 2〜3時間 | 200〜400kcal | ようかん2本、またはバー2本 |
| 4〜6時間 | 400〜800kcal | ようかん3本、ゼリー1個、菓子類 |
| 7〜10時間 | 700〜1,200kcal | 固形食とゼリーを合計5〜8個 |
| テント泊・縦走 | 1日800〜1,500kcal前後 | 日数分+予備1食分 |
これは朝食や昼食を別に用意する場合の目安です。体格、荷物の重さ、気温、登りの強さによって必要量は変わります。初回は少し余裕を持たせ、食べ残した量を次回の調整材料にしましょう。
持ち運びやすさは重量だけで決めない
登山では、食料の重さだけでなく、ザックから取り出す手間も重要です。個包装で、片手で開けられ、歩きながら食べられる商品は、休憩を長く取れないときに役立ちます。
一方、袋を開けて皿に出す必要がある食品や、粉がこぼれやすいクッキーは、立ったまま食べるには不向きです。購入前には次の点をチェックしてください。
- 1個あたり100〜200kcal程度あるか
- 包装を手袋や片手でも開けられるか
- 食べた後の袋をしまいやすいか
- 水分なしでも食べられるか
- ザックの外ポケットやサコッシュに入る形か
特に初心者は、行動食をザックの奥に入れてしまいがちです。出発前に1〜2回分をサコッシュやウエストポーチへ移しておくと、立ち止まらずに補給できます。
甘い・しょっぱい・酸っぱいを分けて選ぶ
甘い食品だけを持つと、長時間の登山では味に飽きることがあります。反対に、ナッツや柿の種だけでは糖質の補給が不足しやすくなります。
おすすめは、味と役割の異なる食品を3種類ほど組み合わせることです。
- 糖質補給:スポーツようかん、ゼリー、バナナ、あんパン
- 腹持ち重視:ナッツ、クッキー、プロテインバー
- 味替え・塩分補給:柿の種、梅系食品、塩味のクラッカー
タンパク質や脂質を含む食品は、長く満足感が続きやすい反面、消化に時間がかかることがあります。急な登りの直前は糖質系、休憩中や下りではクッキーやナッツというように使い分けると食べやすいです。
季節と保存性も購入前に確認する
登山の行動食は、常温で持ち歩けることが基本です。夏はチョコレートやクリーム入り菓子が溶けやすく、冬はゼリーが凍って食べにくくなる場合があります。
賞味期限が長い商品は、予備食や防災用と兼用しやすいのもメリットです。ただし、長期保存食品でも開封後は早めに食べ、包装に傷があるものは持っていかないでください。
| 季節 | 選びやすい行動食 | 注意したい食品・状態 |
|---|---|---|
| 春・秋 | ようかん、バー、ナッツ、ゼリー | 朝晩の冷えによる固さの変化 |
| 夏 | ゼリー、ようかん、塩味食品 | チョコの溶解、食品の高温放置 |
| 冬 | ようかん、クッキー、固形バー | ゼリーの凍結、包装の開けにくさ |
| テント泊 | 長期保存ようかん、個包装菓子 | 賞味期限、つぶれやすさ、ゴミの量 |
登山の行動食に強い人気ブランド
井村屋:片手で食べやすいようかんが強み
井村屋は、登山やトレイルランニングの行動食として知られるスポーツようかんを展開しています。押し出して食べる設計のため、立ったままでも扱いやすいのが魅力です。あずき味だけでなく、チョコレート味や長期保存向け商品もあり、甘さや用途から選べます。
販売価格は商品や容量によって異なります。あずき味のスポーツようかんは10個セットで約1,280円が目安です。1本あたりの重量とエネルギーの表示を確認し、日帰り登山から縦走の予備食まで用途に合わせて選びましょう。
代表モデルはスポーツようかん、チョコえいようかん、えいようかんです。
森永製菓:固形物が食べにくい場面に対応
森永製菓は、ゼリー飲料やバータイプの食品を幅広く展開しています。なかでもinゼリーは、疲れて固形物を受け付けにくい登山後半に使いやすい商品です。開封してそのまま飲めるため、休憩時間を短くしたいときにも向いています。
inゼリー エネルギーは180gで180kcal。販売価格は1個500円前後が目安ですが、店舗や時期によって変動します。容器が固形食よりかさばり、飲み終えた袋を持ち帰る必要がある点は確認しておきましょう。代表モデルにはinゼリー エネルギー、inバー プロテインなどがあります。
前田製菓:クッキー系とタンパク質を重視する人向け
前田製菓は、菓子として食べやすいクッキータイプの行動食を選びたい人に適しています。WAY TO GO ハイプロテインクッキーのような商品は、バーの食感が苦手な人でも取り入れやすいのが特徴です。
オレンジカカオ風味は1袋5枚入りで、1袋あたり約223kcalです。8袋セットの販売価格は約2,950円が目安ですが、販売店や時期により変動します。クッキーは水分が欲しくなりやすいため、飲料と一緒に食べてください。糖質をすばやく補う主役というより、休憩中の満足感や栄養の補助を担わせると使いやすくなります。
亀田製菓:甘くない味替え食品が見つかる
亀田製菓の柿の種は、甘い行動食が続いたときの味替えに便利です。米菓とピーナッツの組み合わせで、糖質・脂質・塩分をまとめて補給できます。63gの小袋12袋セットは約1,470円が目安です。価格は販売店や時期によって変わります。
湿気やすいので、開封後は早めに食べ、ジッパー袋で防水しておくと安心です。塩分を含むため、汗をかいたときの補助にはなりますが、これだけで水分や電解質のすべてをまかなうものではありません。
大塚製薬:普段の補給から登山まで使いやすい定番
大塚製薬のカロリーメイトは、ブロックタイプやゼリータイプがあり、行動食の候補にしやすい定番です。味に慣れている人が多く、登山前に試食しやすいこともメリットです。
ブロックタイプは販売単位や味によって価格が変わります。購入時は容量と味、栄養成分表示を確認してください。乾いた食感があるため、防水袋に入れ、飲み物と一緒に携帯しましょう。食事に近い満足感を重視する人や、特別な登山用食品を初めて買う人に向いています。
| ブランド | 特徴ひとこと | 価格帯の目安 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 井村屋 | ようかんで片手補給 | セットで約1,280円前後など | 糖質補給と携帯性を重視 |
| 森永製菓 | ゼリー・バーが豊富 | 1個500円前後など | 疲れて固形物が食べにくい人 |
| 前田製菓 | クッキー系が中心 | 8袋セットで約2,950円前後など | タンパク質や食感を重視 |
| 亀田製菓 | 甘くない味替え | 12袋セットで約1,470円前後など | 柿の種などを好む人 |
| 大塚製薬 | 普段から試しやすい | 容量・販売店により変動 | 初心者、入手性を重視する人 |
登山の行動食おすすめランキングTOP10
第1位: 井村屋 スポーツようかん あずき
総合1位は、携帯性・糖質補給・食べやすさのバランスに優れた井村屋 スポーツようかん あずきです。細長い形状でザックのすき間に入れやすく、押し出して食べられるため、登りの途中でも手間がかかりません。一般的な菓子ようかんより登山中の扱いやすさを考えた設計で、初めての行動食にも選びやすい商品です。
40g入りの10個セットは約1,280円が目安です。価格は販売店や時期によって変動します。あずきの甘さが苦手な人や、暑い日に甘みが重く感じる人には向きにくいものの、糖質を一定量ずつ補いたい人には使いやすいでしょう。
- 内容量:40g入り
- セット:10個セットの商品
- 目安価格:約1,280円
- 特徴:押し出して食べられるスティックタイプ
- 向く場面:日帰り登山、長時間の縦走、登りの途中
まずは4〜6時間の登山に2〜3本持参し、1時間ごとに少しずつ試すのがおすすめです。
こんな人におすすめです。初めて行動食を選ぶ人、歩きながら片手で補給したい人、日帰りからテント泊まで同じ食品を使いたい人に向いています。
🏕 「 スポーツようかん あずき 40g 10個 セット 」 羊羹 小倉 井村屋 ようかん 熱中症対策 暑さ対…
参考価格: ¥1,280 (楽天市場・2026年9月12日時点、変動あり)
第2位: 森永製菓 inゼリー エネルギー
固形物が喉を通りにくくなる登山後半には、森永製菓 inゼリー エネルギーが便利です。キャップを開けて飲めるため、食欲が落ちたときでも補給しやすく、休憩中に短時間で摂取できます。水分を含むゼリー状なので、クッキーやパンより口の中が乾きにくい点も魅力です。
内容量は180g、エネルギーは180kcalです。販売価格は1個500円前後が目安ですが、店舗や時期によって変動します。固形食に比べて容器がかさばるため、日帰りなら1個、長時間の行程では予備を含めて必要数を検討するとよいでしょう。
- 内容量:180g
- エネルギー:180kcal
- 目安価格:約500円
- 注意点:飲み終えた容器を必ず持ち帰る
食欲が落ちやすい人や、暑い季節の長時間登山では、ようかんだけでなくゼリーを1個加えておくと安心感があります。荷物の容量に余裕がある人、疲労時の食べやすさを最優先する人におすすめです。
🏕 【公式】森永製菓 inゼリー エネルギー 塩分プラス レモン味 180g×18個 塩分補給 エネルギー補…
参考価格: ¥4,082 (楽天市場・2026年9月13日時点、変動あり)
第3位: 井村屋 チョコえいようかん
あずき味が得意ではない人にも選びやすいのが、井村屋 チョコえいようかんです。チョコレート風味で、ようかん特有の小豆感が控えめに感じられます。個包装なので予備食としてザックに入れておけます。
販売価格は1個約689円が目安ですが、容量や販売店、時期によって変わります。長期保存しやすい商品として、登山用の予備食と防災用の備蓄を兼ねたい人にも向いています。夏の高温下や直射日光の当たる場所での保管は避けてください。
- 特徴:チョコレート風味の個包装ようかん
- 目安価格:約689円
- 注意点:容量やセット内容を購入時に確認
- 向く人:あずき味が苦手、保存性を重視したい人
🏕 井村屋 imuraya チョコえいようかん ようかん 羊羹 56g×5本入 行動食 登山 ランニング アウトド…
参考価格: ¥756 (楽天市場・2026年9月12日時点、変動あり)
ここまでの3商品は、糖質を補給する主食寄りの行動食です。甘いものが続くと食べづらくなる人は、4位以下の塩味・クッキー系を1品加えると失敗しにくくなります。
第4位: 井村屋 えいようかん
井村屋 えいようかんは、登山中の予備食と防災用の備蓄を兼ねたい人に適しています。1本60gで171kcal、製造日から5年6か月保存できる商品です。10本入りの販売価格は約1,550円が目安ですが、販売店や時期により変動します。
スポーツようかんのような押し出し式ではないため、歩行中よりも休憩時の補給に向いています。長期保存しやすく、登山で使わなかった分を自宅の非常食に回しやすいのが長所です。日帰り登山で「もしもの1本」を用意したい人にもおすすめです。
- 1本あたり:60g、171kcal
- 保存期間:製造日から5年6か月
- セット:10本入りの商品
- 目安価格:約1,550円
🏕 えいようかん 賞味期限5年 保存用 非常食 備蓄 防災 長期保存 羊羹 (井村屋)60g×5本 長期保存…
参考価格: ¥514 (楽天市場・2026年9月12日時点、変動あり)
第5位: 前田製菓 WAY TO GO ハイプロテインクッキー オレンジカカオ
クッキーの食感で食べられる、前田製菓 WAY TO GO ハイプロテインクッキー オレンジカカオです。バータイプが苦手な人でも取り入れやすく、休憩中に少しずつ食べられます。1袋5枚入りで、1袋あたり約223kcalです。
8袋セットの販売価格は約2,950円が目安ですが、販売店や時期により変動します。タンパク質を意識したい人には便利ですが、クッキーなので口の中が乾きやすい点が気になります。水分を一緒に取れる場所で食べ、急な登りの直前ではなく、ペースが落ち着いた休憩時に使うとよいでしょう。
- 内容量:1袋5枚入り、8袋セットの商品
- エネルギー:1袋あたり約223kcal
- 目安価格:約2,950円
- 向く人:クッキー派、タンパク質も意識したい人
🏕 前田製菓 ハイ・プロテインクッキー WAY TO GO ORANGE ROAD 5枚入×8個 オレンジカカオ風味
参考価格: ¥2,950 (楽天市場・2026年9月12日時点、変動あり)
第6位: 大塚製薬 カロリーメイト ブロック
大塚製薬 カロリーメイト ブロックは、コンビニやドラッグストアで買いやすく、登山前に味を試せる定番商品です。ブロックタイプは食事に近い満足感があり、ようかんの食感が苦手な人にも選ばれています。
販売価格は味やセット内容によって異なります。フルーツ味は80g入りを複数セットにした商品も販売されているため、購入時は容量と本数を確認してください。乾いた食感で水分が欲しくなりやすいため、飲み物と一緒に食べるのが基本です。初めての登山で、普段から食べ慣れたものを使いたい人に向いています。
- 特徴:入手しやすいブロックタイプ
- 確認事項:味、容量、セット内容、価格
- 注意点:水分と一緒に食べる
🏕 ◆大塚製薬 カロリーメイト ブロック チーズ味 4本入り【10個セット】
参考価格: ¥1,810 (楽天市場・2026年9月19日時点、変動あり)
第7位: 亀田製菓 柿の種
亀田製菓 柿の種は、甘い食品の味替えに使える塩味の行動食です。米菓とピーナッツを含み、糖質や脂質、塩分を補給しやすいのが特徴です。63g入り12袋セットは約1,470円が目安ですが、販売店や時期によって変わります。
湿気やすいため、開封後は早めに食べましょう。塩分があるからと大量に食べるのではなく、ようかんやゼリーと組み合わせて少量ずつ使うのが基本です。甘いものが苦手な人、長い縦走で味の変化を重視する人におすすめです。
- 内容量:63g入り12袋セットの商品
- 目安価格:約1,470円
- 使い方:1〜2回分に分けて携帯
- 注意点:食べ過ぎと湿気
🏕 亀田製菓 亀田の柿の種 63g 1袋
参考価格: ¥110 (Yahoo!ショッピング・2026年9月13日時点、変動あり)
第8位: 森永製菓 inバー プロテイン
森永製菓 inバー プロテインは、バータイプの食感とタンパク質補給を重視する人向けです。休憩中に食べやすく、コンビニで購入できるため、出発直前の買い足しにも対応できます。商品によって味や栄養成分、価格が異なるため、購入時はパッケージを確認してください。
口の中が乾きやすいタイプもあるので、水分と一緒に食べるのが安全です。糖質補給の主役というより、昼食の補助や腹持ちを良くする食品として使うと適しています。
- 向く場面:休憩中、昼食の補助
- 注意点:水分を確保して食べる
- 確認事項:味、栄養成分、賞味期限、価格
🏕 【1本あたり135円〜】【同種12・24・36本】 プロテインバー 森永 inバー プロテイン 備蓄 防災 …
参考価格: ¥1,898 (楽天市場・2026年9月19日時点、変動あり)
第9位: 明治 チョコレート効果
明治 チョコレート効果は、少量で食べられ、普段のおやつ感覚で取り入れやすい食品です。カカオの風味で味に変化を出せますが、登山専用食品ではないため、主な行動食の補助として考えてください。
夏は溶けやすく、冬は硬くなりやすい点に注意が必要です。気温が低い春・秋や、短時間のハイキングで使いやすいでしょう。チョコレートが好きで、ようかんやゼリーに飽きやすい人に向いています。
- 向く季節:春・秋・涼しい時期
- 注意点:夏は高温になる場所を避ける
- 使い方:糖質系の行動食に少量を加える
🏕 明治 チョコレート効果 カカオ 72% 47枚入り × 2袋 (賞味期限 2027年5月) ポリフェノールたっ…
参考価格: ¥2,080 (楽天市場・2026年9月19日時点、変動あり)
第10位: 井村屋 ワンプッシュゼリー 塩ぷるレモン
井村屋 ワンプッシュゼリー 塩ぷるレモンは、甘い食品の合間に酸味と塩味を入れたいときの補助食です。押し出して食べられるため、夏山での味替えや、汗をかいたときの補助に使いやすい商品です。
販売価格は1個約302円が目安ですが、販売店や時期によって変動します。エネルギー補給をこれだけで済ませるのではなく、スポーツようかんやおにぎりなどの主な行動食に追加して使いましょう。
- 目安価格:約302円
- 役割:酸味・塩味の補助
- 注意点:水分やエネルギー補給のすべてを代替する商品ではない
🏕 井村屋 ワンプッシュゼリー 塩ぷるレモン 行動食 おやつ 125307
参考価格: ¥324 (Yahoo!ショッピング・2026年9月12日時点、変動あり)
登山の行動食おすすめランキング比較早見表
価格は販売店や容量、セールによって変わるため、購入時の目安として見てください。エネルギー量だけでなく、食べるタイミングや季節も含めて選ぶことが大切です。
| 順位 | 商品名 | 特徴ひとこと | 目安価格帯 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 井村屋 スポーツようかん あずき | 片手で糖質補給 | 10個で約1,280円前後 |
| 2位 | 森永製菓 inゼリー エネルギー | 疲れても飲みやすい | 1個約500円前後 |
| 3位 | 井村屋 チョコえいようかん | 保存しやすいチョコ風味 | 1個約689円前後 |
| 4位 | 井村屋 えいようかん | 予備食・防災用を兼用 | 10本で約1,550円前後 |
| 5位 | 前田製菓 WAY TO GO ハイプロテインクッキー | クッキー系で補給 | 8袋で約2,950円前後 |
| 6位 | 大塚製薬 カロリーメイト ブロック | 入手性が高い | 容量・販売店により変動 |
| 7位 | 亀田製菓 柿の種 | 甘くない味替え | 12袋で約1,470円前後 |
| 8位 | 森永製菓 inバー プロテイン | バーで満足感を補助 | 商品により変動 |
| 9位 | 明治 チョコレート効果 | 少量の味替えに便利 | 商品により変動 |
| 10位 | 井村屋 ワンプッシュゼリー 塩ぷるレモン | 酸味・塩味の補助 | 1個約302円前後 |
迷ったときは、1位のスポーツようかん2本、2位のゼリー1個、柿の種などの塩味食品1袋という組み合わせから始めると、味と食べ方の違いを試せます。実際に一度食べて、喉の通りや胃の重さを確認してから本数を増やしましょう。
登山の行動食を快適に使うコツと組み合わせ
食べるタイミングは空腹になる前
行動食は、空腹を感じてから慌てて食べるものではありません。登山開始から45〜60分後を最初の補給タイミングにし、その後は1時間ごとに100〜200kcal程度を目安に口へ入れます。
「まだ元気だから必要ない」と考え、昼まで何も食べないのは初心者に多い失敗です。エネルギーが切れてからの補給では、回復まで時間がかかることがあります。
- 登り始めて45〜60分後に少量
- 以後は45〜90分ごとに補給
- 登りが急になる前に糖質を取る
- 昼食だけに頼らない
水分と一緒に計画する
クッキー、バー、ナッツなどは口の中の水分を奪いやすいため、飲料とセットで考えます。行動食を食べるたびに大量の水を飲む必要はありませんが、数口の水分を確保すると食べやすくなります。
夏は汗をかく量が増えます。水やお茶だけでなく、スポーツドリンクなどを組み合わせる方法もあります。ただし、飲料の糖分や塩分は商品ごとに異なるため、行動食の内容と合わせて過剰にならないよう確認してください。
サコッシュとジッパー袋で取り出しやすくする
行動食はザックの底ではなく、歩きながら手が届く場所に入れます。個包装のまま防水性のある袋にまとめ、1回分ずつ取り出せるようにすると便利です。
包装ごとに小分けすると、残量も確認しやすくなります。食べ終えた袋を入れるための別袋も用意し、山中にゴミを落とさないようにしましょう。ゼリー飲料の容器はつぶしても完全には小さくならないため、帰宅まで漏れない袋に入れてください。
日帰り・長時間・テント泊で組み合わせを変える
2〜3時間のハイキングなら、ようかんやバーを2個程度持つだけでも足りる場合があります。4〜6時間の登山では、糖質系を中心に塩味食品とゼリーを追加します。
テント泊や縦走では、朝食・夕食とは別に、歩行中の補給を日数分用意します。1日分を袋にまとめると配分しやすく、予備として通常の1回分を別に確保しておくと、予定変更にも対応できます。
商品をまとめて買う前に、近所のコンビニで少量を試し、体に合うか確認するのが購入後の後悔を減らすコツです。味だけでなく、歩きながら開けられるか、胃が重くならないかも確認しましょう。
登山の行動食でよくある失敗と回避策
失敗1:カロリーだけで選び、食べきれない
高カロリーの商品でも、甘すぎる、口が乾く、食感が苦手という理由で食べられなければ役に立ちません。ランキング上位の商品をそのまま大量購入するのではなく、まず1〜2種類を試食してください。
食べられる好物を複数種類用意することが、栄養計算より優先される場面もあります。ようかんが苦手なら、ゼリーやおにぎり、クラッカーなどに置き換えましょう。
失敗2:おにぎりやパンだけに頼る
おにぎりやパンは腹持ちがよく、登山の昼食として優秀です。ただし、長時間ザックに入れるとつぶれたり、暑い時期に傷みやすくなったりします。具材や温度管理にも注意が必要です。
固形食を持つ場合は、短時間で食べる主食として使い、保存性の高いようかんやバーを予備に回すと安心です。夏場は生ものや傷みやすい具材を避け、保冷できない環境では無理をしないでください。
失敗3:チョコレートを夏のザックに入れる
チョコレートは高カロリーで食べやすい反面、夏は溶けやすく、包装から出しにくくなります。食べられなくなるだけでなく、ザックの中を汚すこともあります。
夏山では、ようかん、ゼリー、塩味の米菓などを中心にし、チョコレートは気温の低い時期に使うのが無難です。どうしても持つ場合は、直射日光を避け、保冷材や断熱性のある袋を活用してください。
失敗4:水分と塩分を行動食だけで済ませる
行動食はエネルギー補給が主な役割です。ゼリーや塩味菓子を食べても、必要な水分をすべて補えるわけではありません。汗の量や気温に応じて飲料を用意し、のどが渇く前から少しずつ飲みます。
大量の水を一気に飲むのではなく、休憩ごとに数口ずつ補給しましょう。体調が悪い、吐き気がある、頭痛やふらつきが続く場合は、行動食で解決しようとせず、安全な場所で休み、必要に応じて下山を判断してください。
失敗5:予備食がない
予定より歩行時間が延びる、道迷いで到着が遅れる、体調不良でペースが落ちるといった事態は起こり得ます。日帰りでも、通常量とは別に100〜300kcal程度の予備食を用意すると安心です。
予備食は、つぶれにくく、常温で保存でき、未開封なら長く持つものが適しています。食べなかった場合は次回へ回し、賞味期限を定期的に確認してください。
まとめ
- 登山の行動食は空腹になる前に、45〜90分ごとに少量ずつ食べる
- 日帰り2〜3時間なら200〜400kcal、4〜6時間なら400〜800kcalを目安にする
- 初心者はスポーツようかん、ゼリー、塩味食品を組み合わせると失敗しにくい
- 夏はチョコレートの溶解、冬はゼリーの凍結、年間を通してゴミの持ち帰りに注意する
- 通常分とは別に、100〜300kcal程度の予備食と十分な飲料を用意する
次の登山では、まず食べ慣れた商品を3種類ほど少量で試し、歩行時間と食べた量を記録して自分に合う組み合わせを決めてみてください。